営業マンはケースバイケースで服装を選ばねばならない

営業マンは、自分がお客様からどう見られるかということに、細心の注意を払うべきです。金色の腕時計がふさわしい場面もあれば、シックな黒革ベルトが好感される場面もある。オーソドックスな書類カバンがいい場合もあれば、アタッシュケースが好まれる場合もあるのです。自分を見たお客様がどう感じるか、をよく考えてください。

もっと根本的な話をすれば、不潔・不快・不愉快・不自然に見えている営業マンは決して選ばれないのです。これは人として、基本中の基本ですが、意外と盲点かもしれません。いま一度、自分の身なりや素振りが「選ばれる」人になり得るものか客観的に考察してみてください。

一戸　敏（いちのへ・さとし）
保険代理店（株）エージェント代表取締役兼CEO
北海道札幌市出身。明治大学商学部中退。会計事務所勤務を経て28歳で保険業界に転身。営業マンとして数々のタイトルを獲得すると同時に、自身が経営する株式会社エージェントを大型化し、グループ全体で300名ほどの組織を形成し、グループ全体で取扱高100億以上の企業にまで成長させる。住宅・不動産会社(株)FIND会長兼ファウンダー。米国保険ブローカーAgent America co.,ltd Director。保険業界の称号であるMDRT終身会員（18年連続登録）、MDRT COT11回登録、MDRT TOT2回登録。(『THE21オンライン』2019年11月05日 公開)

【関連記事THE21オンラインより】
・「選ばれる営業マン」が必ずやっている4つのこととは？
・本当に優れた営業マンが「雑談」を決してしない理由とは？
・「ずるい人」を寄せつけない方法