3月決算企業の第3四半期決算発表が先月下旬からスタートしています。先週に入って一段と本格化したこともあってTOPIX500採用の3月決算銘柄に限っても先月中に150社の企業が決算を発表しました。そこで先月の決算発表をTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に早速集計してみると、今期も残り3ヵ月を残すのみということもあって通期の利益見通しを見直す企業が少なからずみられました。
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例えば1月29日にはアドバンテスト(6857)やファナック(6954)などが営業利益を上方修正したほか、30日には富士通(6702)や任天堂(7974)などが、そして31日には第一三共(4568)や小野薬品工業(4528)などが営業利益の見通しを引き上げています。一方で29日にはSCREENホールディングス(7735)が営業利益を下方修正したうえ、30日にはアルプスアルパイン(6770)や京セラ(6971)などが、さらに31日にはデンソー(6902)や三越伊勢丹ホールディングス(3099)などが営業利益の見通しを引き下げています。
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金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト
国内証券会社の投資情報部にて、営業向けの個別銘柄・業績動向分析レポートを担当、その後、外資系証券などを経て、2007年4月より現職。国内市況、業種、および個別銘柄に関する分析を担当。「マーケットメール」コラムの執筆を行う。日本証券アナリスト協会検定会員。
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