株式投資では株価の値上がりに関心が向かいやすいといえますが、株式投資には配当や株主優待といった魅力もあります。こうしたなか2月決算銘柄は3月、12月決算銘柄に次いで企業数が多いことから比較的多くの高配当銘柄をみつけることができます。そこで今回は配当利回りが2%以上の2月決算銘柄をピックアップしてみました。

投資のヒント
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そのなかでも特に配当利回りが高いのがチヨダ(8185)で業績悪化を受けて株価が昨年来安値を付けていることもあって5%を超える水準となっています。また、東京個別指導学院(4745)とオンワードホールディングス(8016)、バロックジャパンリミテッド(3548)でも4%近い配当利回りとなっているほか、エーアイテイー(9381)やMrMAXHD(8203)、MORESCO(5018)でも3%台後半の配当利回りとなっています。なお、取り上げた銘柄の権利付き最終売買日は2月26日です。

配当利回り2%以上の2月決算銘柄
(画像=マネックス証券)

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト
国内証券会社の投資情報部にて、営業向けの個別銘柄・業績動向分析レポートを担当、その後、外資系証券などを経て、2007年4月より現職。国内市況、業種、および個別銘柄に関する分析を担当。「マーケットメール」コラムの執筆を行う。日本証券アナリスト協会検定会員。

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