新規上場企業トップに聞く

高村彰典(サイバー・バズ代表取締役)
(画像=THE21オンライン)

日々目まぐるしく変化するビジネスの世界で、成功・成長している企業はどのような仕事をしているのか。近年話題のソーシャルマーケティングで業績を伸ばし、上場へと導いた経営トップに、その成功・成長の秘訣を聞いた。

化粧品などの使用感をSNSでPR

当社は、インスタグラムやツイッター、フェイスブックなど、ソーシャルメディアを使ったマーケティング全般を手がけています。

特に、近年、最も伸びているのが「インフルエンサーマーケティング」です。

ネット上で影響力のあるインフルエンサーの中でも、当社は、読者モデルやサロンモデルなどのマイクロインフルエンサーを組織化しています。広告主の依頼を受け、彼女たちに商品などをPRしてもらうのです。

例えば化粧品のPRを依頼されたら、インフルエンサーに商品を渡して試してもらい、インスタグラムなどに使用感などを書いてもらいます。

インフルエンサーは、「NINARY」「Ripre」「ポチカム」という三つのサイトで募っています。NINARYは主にインスタグラムで3万人以上のフォロワーがいる方を、Ripreは一定の読者を有するブロガーなどを集めているのに対し、ポチカムはソーシャルメディアを使っている方なら誰でも参加可能。NINARYではPRに対して報酬をお渡ししますが、Ripreとポチカムは報酬がなく、商品の提供のみ、といった違いがあります。

インフルエンサーマーケティングを手がける競合他社は数多く出てきていますが、当社は順調に成長し続けています。2018年9月期の売上高は前年と比べ31.1%増。19年9月期も、売上高が前年比 20.3%増、営業利益は前年比85.6%増となりました。

クライアントは、化粧品やトイレタリー、製薬などの企業が全体の7割を占めていて、その大半が大手企業です。