40代になって老後資金の必要性を実感し、「投資を始めよう」と思った際に、「今からやっても意味がないんじゃないだろうか」と不安がよぎる人もいるのではないでしょうか?

しかし、老後のことを考えるなら、40代は投資を始める最後のチャンスかもしれません。今回は、40代が資産形成を始めるべき理由と、最適な資産形成の方法を解説します。

40代から資産形成を始めていればよかったと後悔する人が多い

資産形成
(画像=PIXTA)

2019年は「老後2,000万円問題」が話題になりました。公的年金だけでは十分な老後の生活費が確保できないことは、当たり前の認識として浸透しつつあります。

一方で、資産形成を始めたいと考えてはいるものの、「何から始めていいかわからない」という声もよく聞きます。また、「本業が忙しいから」「子どもが独立してから」「時間を作って情報収集や勉強をしてから」といった理由で、投資を始めるのが遅くなってしまう人も少なくありません。

一般社団法人投資信託協会が公表した「60歳代以上の投資信託等に関するアンケート調査報告書(2019年)」によると、60歳以上の人のうち50.9%は「老後のための資産形成は特にしてこなかった」と回答しています。

また、「老後のための資産形成が十分ではなかった」と考えている人は63.5%にのぼりました。この結果から、多くの人が資産形成に関して後悔していることがわかります。

さらに、資産形成をいつ始めていればよかったかという問いに対しては、「30代から」15.5%、「40代から」14.4%という結果でした。

今後の生活の金銭面での不安に関しては、「家族または自身の医療・介護費用が心配」49.9%、「子どもの結婚や出産、家屋の修繕など想定外の出費が不安」37.4%、「退職金や年金だけで生活費が足りるかどうか不安」32.7%など、切実な問題を抱えていることも浮き彫りになっています。

60代でこういった不安に直面したとしても、時間を巻き戻すことはできません。60代になって後悔しないためにも、40代の今、実際に資産を形成するための行動を起こすことが大切です。

時間を活かした資産形成の代表格は「不動産投資」

老後資金を積み立てるのに、株式投資やFX投資のような、ハイリスクハイリターンの投資方法は適していません。選択すべきは、リスクを抑えつつ、時間を活かして着実に資産形成する投資方法です。

時間を味方につけてコツコツ資産形成する方法といえば、代表格は不動産投資です。不動産投資では、都内の新築マンションなどの不動産を所有して家賃収入を受け取ります。不動産投資の魅力は、本業とは別に家賃収入を得ることで、老後資金を確実に積み立てられることです。

また、不動産投資の魅力は老後資金の積立だけではありません。退職後も、不動産を継続的に所有することで、不動産オーナーとして安定的に家賃収入を得ることができます。退職後に収入源が途絶えず、不労所得を得られることは、大きな安心感につながるでしょう。

40代の強みを活かし、退職後の「安心」を手に入れる

不動産投資では、ローンを組んで投資用物件を購入することが一般的です。この時、40代という年齢は強みになります。

不動産投資ローンでは、勤続年数や年収によって、どのくらいのローンを組めるかが変わります。40代なら、長年勤めてきた強みを活かして、有利な条件でローンを組める可能性もあります。

40代であれば、ローン期間も15年から20年程度に設定することができ、退職までにローンを完済することも可能です。そうすれば、退職後はローン完済後の物件が丸ごと手元に残ることになります。

不動産投資はローンを組むことから、リスクの高い投資だと誤解されることがあります。しかし実際には、受け取る家賃収入からローンを返済するため、住宅ローンのように生活費から返済額を捻出する必要はありません。

不動産会社選びと物件選びさえ間違わなければ、リスクを抑えて資産形成できる優れた投資方法と言えるでしょう。

「40代だから投資を始めるのは遅すぎる」ということはありません。むしろ40代こそ、老後に向けて投資を始めるべき年代です。60代になって後悔することがないよう、今のうちから資産形成に励みましょう。納得のいくセカンドライフを送れるかどうかは、今のあなたの決断と行動力にかかっているのです。

(提供:マンション経営ラウンジ

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