ファーストリテイリング < 9983 >は9日、前期売上収益が1兆3,829億円(前年同期比21.0%増)、営業利益は1,304億円(同2.8%減)、当期利益は793億円(同26.2%減)になったと発表した。
主力の国内ユニクロ事業の同期間の売上収益は、7,156億円(同4.7%増)で「春夏のコア商品や新商品の販売が好調だった」とした。営業利益が減益となった要因として「J Brand事業において減損損失193億円、店舗の減損損失46億円を計上した影響」を挙げた。

15年8月期業績見通しに関しては、売上高1兆6000億円、純利益1000億円の見通しを発表している。
今期の市場コンセンサスは1700億円弱と増益見通しが想定されていた。9月の月次売上が好調であったため、今期見通しにはさらなる上振れ期待が高まる。

【関連記事】
空室を有効活用して観光客を呼び込め 国家戦略特区での規制緩和に期待
妖怪ウォッチの経済効果、ジバニャンがピカチュウを抜く!?
今のうちに「LINE」に投資をする方法をわかりやすくまとめてみた。
IPO(新規公開株)ならどのネット証券会社が優位?~抽選方法や取扱実績の比較から~
入居率97%のマンション経営、「空室なし不動産」の意外な見分け方とは?