「教える」というニーズは数多くある
かつてはハードルの高かった副業も、デジタルトランスフォーメーション(DX)時代の到来で、誰もが気軽に始められるようになりました。最大のハードルであった集客も、今では企業と個人、あるいは個人と個人をつなぐサイトがたくさん登場し、驚くほど容易になっています。
例えば、40代ワーキングウーマンのJさんは週末にフラワーアレンジメント教室を開催し、趣味と実益を両立しています。本格的な手芸教室を副業として行っている人もいます。こうしたクラフト系の副業については、先生と生徒をつなぐ専門サイトなどもあり、始めやすいものの一つと言えます。
その他にも「教える」というニーズは無数にあります。誰もが気軽に講師になれるサイトもあります。こうしたサイトを参照しつつ、自分のスキルや経験でどんなことを教えることができるか、一度考えてみるといいでしょう。プレゼン資料作成やエクセルの使い方など、ビジネス経験が生かせるテーマはたくさんあります。
会社への「片思い」は早々に区切りをつけ、ぜひ、早めに「2枚目の名刺」を持つようにしましょう。
大塚寿(エマメイコーポレーション代表)
(『THE21オンライン』2020年08月24日 公開)
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