「自分の理想的な生活」を書き出してみよう
人によって、「人生で何を大事にしたいのか」「何が心地良いのか」は違うと思います。まずはその状態を思い描いてみてください。
コツはなんらかの形で書き出すことです。手書きでもパソコンでもいいので、「ライフに振り切った」理想の生活をまず思い描き、スケジュールに落とし込んでみましょう。
「毎日、17時に退社してギターの練習をする」など、最初は「絶対に不可能だ」と思うかもしれません。しかし、それを目に見える形で書き出してみると、ひょっとしてできるのではないかと思えてくるもの。そして、試しに1カ月でいいので実践してみる。それが大事なのです。
前述したように、「仕事だけの人生」で定年を迎えることほど、悲惨なことはありません。一時的にでも「ライフ」のバランスを最大限にすることは、人生の主導権を会社や組織から「自分」に取り戻すための最初のアクションなのです。
できる40代は、「これ」しかやらない
大塚寿(エマメイコーポレーション代表) 発売日: 2020年08月24日
1万人以上のビジネスパーソンにインタビューしてきた著者が、40代を後悔しないための「正しい時間の使い方」と「正しい頑張り方」を説く。「忙しくて首が回らない」と嘆く人にこそ読んでほしい、「40代」生き方論の決定版。
1万人以上のビジネスパーソンにインタビューしてきた著者が、40代を後悔しないための「正しい時間の使い方」と「正しい頑張り方」を説く。「忙しくて首が回らない」と嘆く人にこそ読んでほしい、「40代」生き方論の決定版。
大塚寿(エマメイコーポレーション代表)
(『THE21オンライン』2020年09月24日 公開)
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