毎年、新たに発売されるビジネス書は約6000冊といわれています。いったいどの本を読めばいいのか、迷ってしまう方も多いでしょう。

読書家が集まる本の要約サイト「flier(フライヤー)」は、ZUU onlineとコラボレーションし、金融業界で働くユーザーが読んでいる書籍を、毎月ランキング形式でご紹介しています。今回は年末の特別版として、2021年に金融業界において最も読まれた書籍ベスト10をお伝えいたします。

2021年、金融業界で最も読まれたビジネス書は…? 2021年ビジネス書トップ10
(画像=PIXTA)

目次

  1. 金融業界ランキング
  2. すぐやるための「週間」と「環境」
  3. 「アウトプット」>「インプット」
  4. 朝時間の有効活用を
  5. 言葉の力を磨く
  6. 「できる上司」の秘訣
  7. 編集後記

金融業界ランキング

第1位:『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣 』(塚本亮著、明日香出版社)
第2位:『学びを結果に変える アウトプット大全』(樺沢紫苑著、サンクチュアリ出版)
第3位:『人生を変えるモーニングメソッド』(ハル・エルロッド著、鹿田昌美訳、大和書房)
第4位:『本当の自由を手に入れる お金の大学』(両@リベ大学長著、朝日新聞出版)
第5位:『説明の一流、二流、三流』(桐生稔著、明日香出版社)
第6位:『5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本』(ひきたよしあき著、大和出版)
第7位『1分で話せ』(伊藤羊一著、SBクリエイティブ)
第8位:『心理的安全性のつくりかた 』(石井遼介著、日本能率協会マネジメントセンター)
第9位:『できる上司は会話が9割』(林健太郎著、三笠書房)
第10位:『やめる時間術』(尾石晴(ワーママはる)著、実業之日本社)

※本の要約サイト「flier(フライヤー)」の有料会員を対象にした、2020年12月〜2021年11月の閲覧数ランキング

すぐやるための「週間」と「環境」

2021年、金融業界にお勤めのユーザーから最も読まれたのは『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』でした! 銀行、証券、保険のいずれの分野においても年間1位となり、幅広いユーザーの関心を集めた1冊です。

「主体的に行動できる人」、「すぐやる人」であることは、変化の激しい現代社を生き抜くうえで大切な資質です。とはいえ、「やろうと思っていたのに、面倒になってしまった」「わかっているのにできない」という経験は、誰しも多かれ少なかれあるのではないでしょうか。

やろうと思ったことができなくても、自分を責める必要はありません。行動できないのは「意志が弱いから」ではなく、行動できる人になるための「習慣」を知らない、「環境」が整っていないだけだと本書は指摘します。適切な「習慣」さえ身につければ、これまで「やれない人」だった自分から「すぐやる人」へと生まれ変われるはずです。

「すぐやれない」自覚がある方、本書だけはすぐに読んでみましょう。

「すぐやる人」と「やれない人」の習慣
「すぐやる人」と「やれない人」の習慣
塚本亮
出版社:明日香出版社
発売日:2021年09月14日
ジャンル:自己啓発・マインド、生産性・時間管理

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「アウトプット」>「インプット」

第2位は『学びを結果に変える アウトプット大全』でした。2018年に発刊後、継続して読まれ続けている一冊で、フライヤー全体の2019年ランキングにおいても第1位となっています。

本書はいわば、勉強や仕事で成果を最大化するための「アウトプット術」の解説書。「インプットとアウトプットの黄金比は3:7」といった押さえるべきアウトプットのポイントが網羅されており、「大全」というタイトルにふさわしい事典のような一冊です。「話す」「書く」「行動する」の3つのカテゴリーに分けられた80項目の方法とともに、アウトプットの力を強化する7つのトレーニング法を教えてくれます。

「インプットしている割に成果が乏しい……」とお悩みの方、本書を参考にインプットとアウトプットのバランスを見直してみませんか。

学びを結果に変える アウトプット大全
学びを結果に変える アウトプット大全
樺沢紫苑
出版社:サンクチュアリ出版
発売日:2021年09月14日
ジャンル:スキルアップ・キャリア、自己啓発・マインド、生産性・時間管理

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朝時間の有効活用を

第3位には、『人生を変えるモーニングメソッド』が入りました。

昨年2020年の金融業界のランキングでは、第2位と第4位に朝活や睡眠の関連書がランクインしましたが、2021年も朝活人気は健在のようです。

連タイトルに「人生を変える」という壮大なテーマが設定されているものの、紹介されている手法は、誰でもいつでもできそうな簡単なものばかり。サイレンス、アファメーション、イメージング、エクササイズ、リーディング、ライティングの6つの習慣を、朝に60分かけて行うといった具体的な方法がコンパクトにまとめられています。

朝に強い方も弱い方も、新年を迎えるに当たり一度朝のルーティン、睡眠習慣を見直してみましょう。

人生を変えるモーニングメソッド
人生を変えるモーニングメソッド
ハル・エルロッド著、鹿田昌美訳
出版社:大和書房
発売日:2021年09月14日
ジャンル:スキルアップ・キャリア、自己啓発・マインド

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言葉の力を磨く

年間ランキングに入った書籍は業界を問わず注目されていますが、ここからは特に金融業界のユーザーに支持されたビジネス書をご紹介していきます。

まずは、第6位の『5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本』です。

博報堂のスピーチライターである著者が30年超、学生たちと交わしてきたコミュニケーションの経験に基づいて書かれた「言葉」に関する指南書です。ストーリー仕立てで構成され、5日間のトレーニングが用意されています。肩肘張らず気楽に読め、読み終わる頃には言葉の力が確かに身についていると実感できるはずです。

何を話せばいいんだろう――。日々そんなふうに悩んでいるのはあなただけではありません。本書に登場する入社3年目の大と恩師の和田先生とともに、言葉の力を磨き上げましょう!

5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本
5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本
ひきたよしあき
出版社:大和出版
発売日:2021年09月14日
ジャンル:スキルアップ・キャリア、自己啓発・マインド、マーケティング

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「できる上司」の秘訣

最後は第9位の『できる上司は会話が9割』をピックアップします。こちらも金融業界で幅広いユーザーに読まれた一冊です。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、オンライン会議やリモートワークが増える一方、従来の対面によるコミュニケーションの機会は減りました。そうした中、世の「できる上司」はどのようにメンバーと意思疎通を図り、良好な関係を築いているのでしょうか。その秘訣が満載の本書です。

部下からどうしたらいいかと尋ねられたら、答えを言っていませんか。部下をやみくもに褒めていませんか。そのやり方、きっとNGです。ぜひ本書を手に、新しい時代のチームワーク、リーダーシップについて学んでみましょう。

できる上司は会話が9割
できる上司は会話が9割
林健太郎著
出版社:三笠書房
発売日:2021年09月14日
ジャンル:リーダーシップ・マネジメント

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編集後記

2021年もさまざまな書籍が話題となりました。

金融業界においては、トップ3に入った書籍をはじめ、全体的に「今すぐ」に変われる実践的な内容の書籍が多く読まれた印象です。特に、ご紹介した『5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本』や『できる上司は会話が9割』のほか、第5位『説明の一流、二流、三流』、第7位『1分で話せ』など、話し方や伝え方、コミュニケーションの上達に役立つであろう書籍が目立ちました。

2022年も引き続き、金融パーソンがどのような書籍に注目しているのかをお伝えしていきたいと思います。

本の要約サイト「flier(フライヤー)」は、「書店に並ぶ本の数が多すぎて、何を読めば良いか分からない」「立ち読みをしたり、書評を読んだりしただけでは、どんな内容の本なのか十分につかめない」というビジネスパーソンの悩みに答え、ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供しているサービスです。通勤時や休憩時間といったスキマ時間を有効活用し、効率良くビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたいビジネスパーソンに利用されているほか、社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。

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