この記事は2022年2月22日(火)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「志摩力男氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


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(画像=PIXTA)

2022年2月22日(火)の午前11時すぎに現役トレーダーの志摩力男さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006〜2008年ドイツ証券など、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任。そのあと、香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立後は世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現役トレーダーとして活躍中。

現在の為替相場の傾向や相場観

2022年2月21日(月)、プーチン・ロシア大統領はドネツク州とルガンスク州の親ロシア派が支配している地域の独立を認めた。その独立を認める安全保障会議はインターネット上で世界中に向けて、英語などの翻訳がついて公開された。

世界中にメッセージを送る形でロシアの主張を喧伝し、これまでの世界の安全保障システムに、公然と対抗する姿勢を示したといえる。

現在の為替相場の戦略やスタンス

プーチン氏の最終的な目的はまだ明確ではないが、おそらく相当高いレベルにあって、今後、驚くような展開になりそうだ。よってマーケットはリスクオフの展開が続くだろう。

おそらくこれまでのように、何も考えずに株を買っていれば儲かるような世界は終わってしまった。今後、何年も波乱含みになりそうだ。その一方で、為替マーケットは動きそうなので、そこは楽しみ。

リスクオフで、ユーロ/円はまだまだ下落する展開を想定している。米ドル/円は、円の高値を模索する展開になりそうだ。

▽ユーロ/円の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。