この記事は2022年4月25日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「齊藤トモラニ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2022年4月25日(月)の午前10時すぎにウインインベストジャパンの齊藤トモラニさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
齊藤トモラニ ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナー受講生。受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として活躍。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。 |
現在の為替相場の傾向や相場観
米ドル/円の動きはFRBと日銀の金融政策の違いによるが、日米長期金利差の要因も大きいと思われる。
先週の2022年4月22日(金)、日米10年金利差は2.659%から2.655%へとわずかに反落。日本の10年金利は0.254%から0.248%へとわずかに反落した。ただ、日銀の0.25%の無制限介入にも拘わらず堅調。
一方、米国の10年金利も2.913%から2.903%へとわずかに反落。4月 22日(金)の米国10年金利と米ドル/円の相関係数は+0.96と極めて強い順相関関係になっている。また10年金利とドルインデックスの相関値も0.97と極めて強い順相関関係。
10年金利はサイクル的には4月16日~25日の天井圏が終了して、ここから4/22~5/2の底値圏に向かって反落し始めると思う。
現在の為替相場の戦略やスタンス
米ドル/円は、タイムサイクル的には4月18日~25日の天井圏が終了して、4月26日~5月2日の底値圏に向かって反落し始めている。
焦点は127.5円付近のサポートラインにてサポートされるのかだが、このサポートラインを切ってくると126.2円付近までは、すんなりと下がりそうだ。
▽米ドル/円の4時間足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。