この記事は2022年5月25日(水)配信されたメールマガジンの記事「岡三会田・田 アンダースロー(日本経済の新しい見方)『1ページで分かる日本経済・財政の論点(1):企業の支出力の弱さでデフレ構造不況に』」を一部編集し、転載したものです。


デフレ
(画像=PIXTA)
  • 企業の過剰貯蓄で、企業貯蓄率の異常なプラス(恒常的GDPギャップ)が、デフレ構造不況の原因

  • 企業の支出の強弱による、企業貯蓄率の上下が、景気循環と物価動向に大きな影響

  • デフレ構造不況からの脱却には、企業の投資拡大により、企業貯蓄率を正常なマイナスにする必要

▽企業貯蓄率と消費者物価は強い関係がある

企業貯蓄率と消費者物価は強い関係がある
出所:日銀、総務省、内閣府、Refinitiv、岡三証券 作成:岡三証券
会田 卓司
岡三証券 チーフエコノミスト
田 未来
岡三証券 エコノミスト
松本 賢
岡三証券 エコノミスト

本レポートは、投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたものであり、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。また、本レポート中の記載内容、数値、図表等は、本レポート作成時点のものであり、事前の連絡なしに変更される場合があります。なお、本レポートに記載されたいかなる内容も、将来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。