この記事は2022年9月22日に「月刊暗号資産」で公開された「ビットバンク、国内初となるアスター(ASTR)の取扱い開始へ」を一部編集し、転載したものです。
国内暗号資産(仮想通貨)取引所ビットバンクは22日、アスター(ASTR)の取扱いを開始することを発表した。
取引は今月26日より開始される予定だ。なお、アスターの取扱いは国内初となる。
発表によると、取引ペアはASTR/JPYで、最小注文数量/取引単位は0.0001ASTR、指値の最大注文数量は20,000,000ASTRとなっている。
アスターの預入および引出については、アスターネットワーク(Astar Network)上のネイティブアドレスのみに対応するという。誤ってEVM(イーサリアム・バーチャル・マシン:Ethereum Virtual Machine)アドレスから送金された場合、回復処理を行うことはできないため注意が必要となる。
アスターはアスターネットワーク上で発行されるネイティブトークン。渡辺創太氏がファウンダーを務め、ステイクテクノロジー社が開発・運営を行っている日本発のプロジェクトだ。
アスターネットワークは昨年12月、異なるブロックチェーン同士をつなぐポルカドットのパラチェーンとして、世界で3番目に接続枠を獲得したパブリックブロックチェーン。今年1月にメインネットを立ち上げ本格稼働し、国内外から大きな注目を集めていた。
アスターはこれまで、フォビ・グローバル(Huobi Global)やバイナンス(Binance)、クラーケングローバル(KrakenGlobal)など複数の暗号資産取引所に上場している。
アスターネットワークの渡辺氏は上場について、「ここから本格的な日本進出。すでに複数件大きな提携も決まってます。日本のweb3を次のステージに持ってきます」とコメント。
さらに、日本に企業を巻き込みながらWeb3を次につなげると述べ、「時代を代表するWeb3プロダクトを一緒に作りましょう」と意気込みを語った。(提供:月刊暗号資産)