日経平均 | 27,345.24円 ▼86.60円 |
為替 | 1ドル=148.15円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 10億7,864万株 |
売買代金 | 2兆6,894億円 |
値上り銘柄数 | 484銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,273銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 88.42% |
市況概況
米国が冴えない展開となったことで冴えない展開
米国株はダウ平均は横ばいであったものの、ナスダック指数が大幅安となった。日本市場は特に反応するでもなく、案外値持ちの良い始まりとなった。
決算を発表して売り気配から始まるものも多かったのだが、一方で指数に影響の大きな銘柄が買い戻しなどから買われて軟調ながらも下げ渋り、指数は小動きだった。日銀の金融政策決定会合を控えて動き難く、決算に反応するものの影響は限定的だった。
昼の時間帯も方向感は見られず、若干手仕舞い売りに押される展開で後場は前場の安値を下回っての始まりとなった。それでも売り急ぐようなこともなく、下げ渋りは見られたものの戻りは鈍く、前場は昨日の終値を上回る場面もあったが、後場は27,400円がやっと、という展開だった。結局買い切れないということで、最後は手仕舞い売りに押されて安値圏での引けとなった。
小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものもあったが一方では売り急ぐようなものもあり、マザーズ指数やグロース指数は方向感なく横ばいとなった。先物もまとまった売り買いはほとんど見られず、指数を動かすことも方向付けるようなこともなかった。
上値の重さが嫌気されている雰囲気はあるのだが、空売りの買い戻しなどから指数に影響の大きな銘柄の買い戻しで下げ渋りとなった。ただ、調整感が強まっていることや決算への反応が芳しくないことなどもあり、調整感が強まりそうだ。日銀の金融政策決定会合も特に変化は見られず、買えない状況が続くのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
昨日、一昨日の「窓」を埋めるような形となった。75日移動平均線に打ち返されたということでもあり、ここで再度上昇しても改めて上値の重さを確認することなり、まずは25日移動平均線までの調整はありそうだ。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。