本記事は、千田 琢哉氏の著書『一流の人だけが知っている、他人には絶対に教えない この世界のルール。 選ばれる人を決める「秘密の評価基準」40』(清談社Publico)の中から一部を抜粋・編集しています。

運は100%感染する。

運は100%感染する。
(画像=ah/stock.adobe.com)

かつて「経営の神様」と呼ばれた人物が、「運の良い人と付き合いなさい」と述べた。

実際に採用面接でも「あなたは運が良いですか?」と質問して、「はい」と答えた人しか採用しなかったと聞く。

実はその後仕事で彼の側近として働いていた人に直接話を聞く機会に恵まれたが実話だった。

経営の神様は常軌を逸するほどに運の良し悪しを大切にしていたのだ。

経営コンサルタント時代に私が出逢ったエグゼクティブたちも「最後は運」と異口同音に教えてくれたし、某外資系コンサルティング会社の社長も「経営で一番大切なのは運である」と自著に何度も書いている。

運の良し悪しを科学的に解明しようとする学者も増えてきたようだが、私のこれまでの人生を振り返ってみても運の重要性を無視することはできない。

他がどんなに優れていても運が悪いために敗北する人は数多いし、客観的に見て実力不足なのに肝心なところではいつもちゃんと勝ち続ける人もいる。

もはやこれは運以外に考えられないし、人によっては平等に与えられているわけではないと言わざるを得ない。

こうして本を書くからには嘘をつくわけにはいかないから自慢になるのを覚悟で告白するが、私は物心ついた頃から運だけは強烈に良かった。

必ずあなたの役に立てる情報を提供するので、どうか立ち止まらずに読み進めてもらいたい。

私が失敗するとそれは失敗したほうが大正解だったとあとからわかり、私が成功するとそれも普通に正解だった。

「そんなの卑怯(ひきょう)だ!」と怒り心頭に発した人もいるだろうが、本当なのだから仕方がない。

どちらかと言えば私が失敗をした時には災いを避けるために導かれていたという結果になることが多いのだ。

念のため強調しておくが、私には霊感もないし超能力も使えない。

学生時代の同級生には私の強運に対して文字通り号泣されたこともあるし、社会人になってからも上司に居酒屋で「お前だけ卑怯だ!」と嫉妬からシャウトされたこともある。

そんな私があなたに運を良くするコツを惜しみなく伝授しよう。

これまで誰も口にしなかったことであり、真実なので心して読んでもらい、実行に移し、習慣化してもらいたい。

運のサイズは生まれつきもう決まっている。

顔や身長が遺伝で先天的に決まっているのと同じだ。

あなたが「自分は運が良いのか悪いのかわからない」と迷ったら、それは運が悪い証拠だ。

少なくとも運のスケールが小さい。

強運を授かった人は人生のどこかで必ず自分の強運に気づく。

私は自分が授かっていない霊感や超能力が実在するかどうかは知らないが、授かった人は人生のどこかで自分が授かっていることに気づくだろう。

強運を授かった人もそれと同じだ。

では授からなかった人はどうすればいいのか。

不運な人々と決別し、強運の持ち主にしがみつけばいい。

一流の人だけが知っている、他人には絶対に教えないこの世界のルール。
「自分は運が良いのか悪いのかわからない」のは、運が悪い証拠だ。
一流の人だけが知っている、他人には絶対に教えない この世界のルール。 選ばれる人を決める「秘密の評価基準」40
千田琢哉(せんだ・たくや)
次代創造館代表。文筆家。
愛知県生まれ。岐阜県各務原市育ち。東北大学教育学部教育学科卒。
日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。コンサルティング会社では、多くの業種業界におけるプロジェクトリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。
のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって得た事実とそこで培った知恵を活かし、~タブーへの挑戦で、次代を創る~を自らのミッションとして執筆活動を行っている。
「朝日新聞」「週刊ダイヤモンド」「週刊プレイボーイ」等にインタビュー・取材記事が掲載.著書多数。
現在,南青山在住。
2016年7月よりリスナーから寄せられた質問に答える音声ダウンロードサービス「真夜中の雑談」を開始。
2018年12月よりPDFダウンロードサービス「千田琢哉レポート」を開始。
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