本記事は、千田 琢哉氏の著書『一流の人だけが知っている、他人には絶対に教えない この世界のルール。 選ばれる人を決める「秘密の評価基準」40』(清談社Publico)の中から一部を抜粋・編集しています。

暇さえあれば判断する習慣にする。

暇さえあれば判断する習慣にする。
(画像=mantinov/stock.adobe.com)

さて意外に知られていないのが判断と決断の違いだ。

判断と決断はまるで違う。

判断は論理的に考えて誰の目から見てもこれが正しいとわかる、マークシートの正誤問題のようなものだ。

それに対して決断は正誤問題という判断を勝ち残ってきた選択肢の中から、「えいやっ!」とどれか一つに決めるイメージだ。

どちらが上かという問題ではなく、役割が違う。

断言できるのは普段から正しい判断ができていなければ、いくらスピードの速い決断をしても何の意味もないということだ。

それどころか決断すればするほどに人生は狂っていくに違いない。

実際に三流や四流の自称成功者たちにそれが多いのだが、だからこそ彼ら彼女らはごく短期間で落ちぶれてしまうのである。

素晴らしい決断力というのは普段の判断力の賜物なのだ。

そのためには暇さえあれば判断する習慣にしておくといいだろう。

私がこれまでに出逢ってきた一流の人たちも、暇さえあればいつも判断していた。

雑談だろうが、ネットサーフィンだろうが、どんな時間でも判断のための情報収集だったり、貪欲にヒントを得ようとしたり必死だったものだ。

私もそれに倣い、暇さえあれば判断するのが習慣になった。

公共の交通機関で広告が目に飛び込んできたり、新幹線や飛行機でたまたま手にした雑誌に目を通したりしても、無限の気づきがある。

私にとっては普段の読書も有効な情報収集であると同時に、判断材料になっている。

必ずしもビジネス書である必要はなく、小説を読んでいても判断材料はとても多いのだ。

その理由はビジネス書が受験参考書のように模範解答を手っ取り早く教えてくれるものが多いのに対し、小説は多少遠回しにはなるが様々な登場人物の判断力が学べるからである。

判断材料をできるだけたくさん拾うコツを囁いておくと、血眼になって探さないことだ。

何かをつかんでやろうという姿勢は脳に微電流を走らせておく程度に必要だとは思うが、あくまでもリラックスして様々な媒体を楽しめばいい。

そうすればいざ判断しようとする際に無数の情報があなたの頭の中を駆け巡り、慣れてくるとそれらが引き出しの中から飛び出すようになる。

映画やドラマのシーンを思い出すだけでも判断力が増すだろう。

あとはどうしても判断ができない場合は周囲の詳しい人だとか、専門家を頼って判断しておくことも大切だ。

そのためのお金をケチらないほうがいい。

専門家を頼るほどではない場合は、インターネットで無料の質疑応答サイトがあるからそれらを利用するのもいいだろう。

急ぎではないからこそ、普段から暇さえあればまめに判断しておくことが重要なのだ。

急ぎになってから判断しているようではもう遅い。

なぜならすでに述べたように判断とは正誤問題であり、冷静沈着に考える必要があるからである。

一流の人だけが知っている、他人には絶対に教えないこの世界のルール。
判断はマークシートの正誤問題のように考える。
一流の人だけが知っている、他人には絶対に教えない この世界のルール。 選ばれる人を決める「秘密の評価基準」40
千田琢哉(せんだ・たくや)
次代創造館代表。文筆家。
愛知県生まれ。岐阜県各務原市育ち。東北大学教育学部教育学科卒。
日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。コンサルティング会社では、多くの業種業界におけるプロジェクトリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。
のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって得た事実とそこで培った知恵を活かし、~タブーへの挑戦で、次代を創る~を自らのミッションとして執筆活動を行っている。
「朝日新聞」「週刊ダイヤモンド」「週刊プレイボーイ」等にインタビュー・取材記事が掲載.著書多数。
現在,南青山在住。
2016年7月よりリスナーから寄せられた質問に答える音声ダウンロードサービス「真夜中の雑談」を開始。
2018年12月よりPDFダウンロードサービス「千田琢哉レポート」を開始。
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『一流の人だけが知っている、他人には絶対に教えない この世界のルール。 』
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