お金持ちになれるかどうかは、Twitterで一目瞭然

本記事は、内藤誼人氏の著書『億万長者のすごい！習慣』（廣済堂出版）の中から一部を抜粋・編集しています。

お金持ちになれるかどうかは、「ツイッター」で一目瞭然！

(画像=Tada Images)

お金持ちになれる人は、ポジティブなことしか口に出さない。ポジティブなことしか口に出さないから、幸運なことばかりがどんどん起きる。悪い言葉を口に出していら、悪いことばかりが自分に引きよせられてしまうことを本能的に知っていて、それを避けているのかもしれない。

「チェッ！」「クソッ！」「チクショウ！」といった、いわゆる〝汚い言葉〞が、お金持ちの口から出てくることはない。そういうののしり言葉を口にしていたら、自分自身にも災いが降りかかってしまうものだからである。

それぞれの人がどんなことを口に出しているのかを調べれば、その人がお金持ちになれる人なのか、それともお金持ちになれない人なのかを、かなりの高確率で予想することもできる。

カナダにあるケープ・ブレトン大学のスチュワート・マッカンは、「ツイッターのつぶやき」を調べれば、その人が社会的、経済的に豊かな地位にいて、お金持ちかどうかを判断できることを確認している。

マッカンは、国勢調査をもとにして、ツイッターのつぶやきと、その人の地位の高さを調べてみたのだが、つぶやきがポジティブであればあるほど、地位も高くなることを突き止めている。お金持ちは、悪口をつぶやかないのだ。

お金持ちは、ほんのちょっとしたことでも喜べるので、つぶやきもポジティブなことばかりである。

「朝起きたとき、自分が生きているというだけで幸せを感じてしまう」とか、「期待せずに入ったレストランの料理が、ものすごくおいしかった」といったつぶやきをしていれば、そういう人は、将来的にお金持ちになれる人だと予想してよいだろう。

いつでもハッピーなことを口に出すようにしよう。

物事のイヤな面ではなく、好ましい面に目を向けるようにしよう。

雨が降っているとき、「外回りなのにイヤだな」とつぶやく人は、残念ながらお金持ちにはなれない。「雨が降っているときって、街路樹もうれしそうなんだよね」とつぶやける人のほうが、お金持ちになる可能性は高い。

お金持ちになれる人は、たとえイヤな状況のときでも、その中にちょっとした喜びや楽しさ、面白さを見つけることができる名人なのである。

ちなみに、私のオススメしたい魔法の言葉は、「ありがたい」だ。どんなにつらいときでも、「神さまが私に試練をお与えになってくださっているのだ、ありがたい、ありがたい」と感謝の言葉を口に出すようにしていると、不思議なことに心に幸せな気分が湧いてきて、つらい気持ちがなくなるのである。

交通渋滞に巻き込まれたら、だれでも舌打ちしたい気持ちになるだろうが、こんなときも「私が事故を起こさないように、神さまがわざとゆっくり運転するようにさせてくれたのだな、ありがたい、ありがたい」と思っていれば、そんなに腹も立たないものである。

お金持ちになりたいのなら、とにかくポジティブなことだけを口に出すようにしよう。呪いの言葉をつぶやいていたら、せっかくの幸運もどこかにいってしまうからだ。

内藤誼人（ないとう・よしひと）

心理学者。立正大学客員教授。
慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。アンギルド代表取締役。社会心理学の知見をベースに、ビジネスを中心とした実践的分野への応用に力を注ぐ心理学系アクティビスト。趣味は手品、昆虫採集、ガーデニング。
主な著書に、『モテる! 心理戦術』『好きな人のホンネがわかる恋愛術』『頭のいい人だけが知っている「ちょっとした成功習慣」』『すごい！ホメ方』『内藤式「ザ・検索術」』『自分偽装術<セルフ・カモフラージュ>』『絶対使える!悪魔の心理テクニック』『もらった名刺は、全部捨てろ！』『賛成と反対の法則』『勝てる! ギャンブル心理作戦』『感動させる技術』『イラッとしたときのとっさの対応術』『合コンで座るべき場所はどこか?』『なぜ、島田紳助は人の心をつかむのが上手いのか?』『女の「終電なくなっちゃった」はウソである』『なぜ、タモリさんは「人の懐」に入るのが上手いのか?』『「最強の男」になる心理術』『「不安」があなたを強くする』『交渉を成功させたいなら、赤いネクタイを身につけろ! 』『気づかれずに相手を動かす心の誘導術』『もっとすごい！ホメ方』『【図解】読心術<プロファイリング>トレーニング』『すごい！モテ方』『なぜ、マツコ・デラックスは言いたい放題でも人に好かれるのか？』『ワンピース超研究！人気キャラクターに学ぶ心理テクニック』『ヤバすぎる心理学』『すぐにヤラせてくれる女、絶対にヤラせてくれない女』『「すぐ他人に流されてしまう自分」がラクになる本』『心理学者しか知らない すごい！営業』『半沢直樹「倍返し」の心理学』(以上、廣済堂出版)など多数。著書は200冊以上、累計400万部を超えている。
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