この記事は2023年1月23日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「齊藤トモラニ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2023年1月23日(月)の午前10時時点にウインインベストジャパンの齊藤トモラニさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
齊藤トモラニ
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナー受講生。受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として活躍。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。
現在の為替相場の傾向や相場観
先週20日(金)の米ドル/円は終日強含んでいた。60分足チャートを見ると午前8時の足で128.35円付近の安値をつけ、午後10時の足で130.61円付近の高値をつけている。米ドル/円の一日の値幅は226pipsと大きな値動きだった。
タイムサイクル的には、依然として1月13日~1月26日の底値圏に向かっているが、程なく1月19日~2月2日の天井圏に向かって反発し始めるだろう。エリオット波動的には10月11日から4波のなかの下げのa波が依然として進行中のようだ。
現在の為替相場の戦略やスタンス
米ドル/円は日足の下降トレンドラインを超えてくるまでは売りだが、先日の日銀の金融政策決定会合後の安値は1月16日に付けた安値を切ってきていないため、そろそろサポートされ始めて上昇してくることも考慮したいところ。
補助線のライン(トレンドラインではない)が通っている128.10円付近にサポートされ始めるといよいよ日足下降トレンドラインを超えてくるかと思っている。
▽米ドル/円の60分足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。