日経平均 | 29,126.72円 △4.54円 |
為替 | 1ドル=134.29円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 13億6,075万株 |
売買代金 | 2兆9,627億26百万円 |
値上り銘柄数 | 740銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,022銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 123.59% |
市況概況
決算発表には反応するものの相場全体としての方向感は見られず指数は小動き
米国株はまちまちで、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が軟調だったことから売り先行となった。ただ、寄り付きの売りが一巡となると買戻しも入り、前日の終値を上回る場面も見られた。それでも上値の重さが確認されると手仕舞い売りに押されるものも多く、総じて冴えない展開だった。指数を大きく押し下げるように売られるものなどもなく、軟調ながらも下げ渋りとなった。
昼の時間帯には買戻しなども見られ、後場は前場の終値を上回って始まり、戻りを試す動きとなった。昨日の終値を上回り、節目の一つとなった29,150円まで戻すと手仕舞い売りに押されるというような展開で売り直された。
それでも29,100円を下回ると買戻しも入り、後場はいつものことではあるのだが、狭い範囲で方向感に乏しい展開だった。結局最後まで方向感は見られず、日経平均はほぼ横這い、TOPIXは小幅安の引けとなった。
小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものなども散見されて総じて堅調、マザーズ指数やグロース指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られるものの、大きく指数を動かすようなことはなかった。オプションSQ(特別清算指数)に絡む動きもあまり見られず、上がれば売られ、下がれば買われるという状況だった。
指数に影響の大きな銘柄も目先的な持ち高調整も見られず、指数を大きく動かすということもなく、指数が小動きとなっている。保ち合いをどちらに放れるかということなので、放れた方に大きく動くことになるのだろうが、買戻し一巡となったものから売られるということであれば、下に放れるのではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
保ち合いが煮詰まった形となっている。結局、29,000円を割り込めば28,500円あたりまでの下落で、29,300円を超えれば29,500円まで上昇となるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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