この記事は2023年7月3日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


2023年7月3日(月)の8時時点に現役トレーダーの竹内のりひろさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

竹内のりひろ
1990年、カナダ系の銀行で為替ディーラーになる。HSBCでは米ドル/円のチーフトレーダーを務めるなど20年以上にわたって為替市場の第一線で活躍。現在は個人トレーダーとして自己資金を運用するほか、情報配信を行なう

現在の為替相場の傾向や相場観

先週の為替市場は、月末や四半期末の特殊要因もあり売買が交錯。米ドル/円の週間の値幅も2円13銭と小幅にとどまった。

対ドルでの騰落でみれば、円(-0.42%)はカナダドル(-0.52%)に続く下落の第2位。結果、カナダドル以外の通貨に対しパフォーマンスで劣り、米ドル/円やクロス円は上伸している。

米ドル/円は堅調推移から3週続伸。145.07円の年初来高値をつけ、市場には当局の円買い介入の警戒感もある。

現在の為替相場の戦略やスタンス

今週は月初週でもあり、米国では雇用関連を中心に多くの経済指標の発表が予定されている。雇用指標は経済指標のなかでは遅行指標であり、依然として景気拡大が続くなかでは、良好な結果で半ば当然。

7日(金)の米国6月の雇用統計もあくまで良好な結果がメインシナリオだ。米ドル/円が年初来高値の水準まで上昇したことで、気になるのが当局の円買い介入だろう。

  1. ポジションにはしっかりストップを入れる。
  2. 市場から離れる時はスマホアプリにアラートを入れる。
  3. 介入が確認できたら落ち着いて対処する。

円売り継続しながら、基本作業が重要になる1週間となりそうだ。今週は米ドル/円で142.50~146.00円、ユーロ/米ドルで1.0800~1.1000ドル、ユーロ/円で154.50~158.50円とみている。

▽米ドル/円の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

▽ユーロ/米ドルの日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

▽ユーロ/円の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。