この記事は2023年7月31日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「齊藤トモラニ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2023年7月31日(月)の午前10時時点にウインインベストジャパンの齊藤トモラニさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
齊藤トモラニ
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナー受講生。受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として活躍。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。
現在の為替相場の傾向や相場観
先週28日(金)の米ドル/円は日銀の決定会合で一瞬売られる時もあったがその後強烈に買われた。
60分足チャートを見ると、28日(金)午後1時の足で138.05円付近の安値を付け、翌29日(土)の午前5時の足で141.15円付近の高値をつけている。米ドル/円の一日の値幅は310pipsと極めて大きな値幅だった。
タイムサイクル的には7/19~7/26の天井圏が終了して7/27~8/4の底値圏に向かって下落中だが28日(金)の安値底値圏に入っているので注意は必要。エリオット波動的には4波のなかのa波が2/2に終了し、7/5に上昇b波が終了。下降c波に入った。
現在の為替相場の戦略やスタンス
テクニカル的には、日足チャートのチャネルラインの上限を再度超えてくるかどうかだ。
もし超えられなければ、上昇トレンドラインの延長線付近までの下落は十分に狙えると思っている。142.03円付近にあるレジスタンスを超えてこなければ売りやすい。
▽米ドル/円日足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。