日経平均 | 32,776.37円 △308.61円 |
為替 | 1ドル=146.80円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 14億1,707万株 |
売買代金 | 3兆3837億96百万円 |
値上り銘柄数 | 1,392銘柄 |
値下り銘柄数 | 390銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 127.11% |
市況概況
金利上昇一服で買戻しが入り堅調
米国株が堅調、特にナスダック指数が大幅高となり夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったことで買い先行となった。
寄付きからの買いが一巡となった後は32,700円台での上値の重さが嫌気されて手仕舞い売りに押され一気に32,500円の節目水準まで下落となった。それでも昨日の終値を下回らず底堅さが見られたことで買い戻しも入り、再度上値を試す動きとなった。
昼の時間帯も買戻しが優勢という感じで後場からもインデックス買いのような形で指数先行で堅調となった。32,700円台での値持ちが良いと確認されると最後は買戻しを急ぐ動きも見られて節目の一つと見られる32,800円水準まで上昇となった。
さすがに32,800円を意識すると手仕舞い売りも見られたが、それでも最後まで買戻し、指数先行での買いが見られ高値引けとなりそうだったが、最後は売りが優勢でほぼ高値での引けとなった。
小型銘柄も買い戻しも交えて堅調なものが多く、マザーズ指数やグロース指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いもあまり見られなかったが、まとまった買いで指数を押し上げる場面も見られ、堅調な相場の一つの要因となった。日経平均の銘柄入れ替えや中間配当取りの買いなども見られたものと思われる。
堅調な展開となり、上値を試す動きとなった。10年国債利回りも上昇一服となったことである程度金融緩和の終了も織り込んだということなのだろう。
指数先行での買いが入る場面も見られ、日経平均の銘柄入れ替えの動きや中間配当取りの持高調整のような指数先行での売り買いが続くと思われる。まだまだ戻り売りが嵩んで上値も重いと思われ、上がれば売り、下がれば買いというような保ち合いで指数先行で右往左往するのだろう。
テクニカル分析
日経平均
雲を抜けたような抜けないような展開で、まだまだ上値も重いということになりそうだ。雲の中での動きが続くのではないかと思われる。
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