日経平均 | 32,606.84円 ▼384.24 |
為替 | 1ドル=147.16円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億9,202万株 |
売買代金 | 4兆0572億70百万円 |
値上り銘柄数 | 278銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,508銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 128.88% |
市況概況
SQ後に売りが嵩んで下値を試す展開に
米国株はまちまちだったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売り物がちで先物・オプションSQ(特別清算指数)算出に絡む買いは見られたものの売り先行となった。
寄り付きの売り買いが一巡となった後は手仕舞い売りに押されて下値を試す動きとなった。節目と見られる32,800円どころから、一気に32,500円台まで売られたが、買い戻しも見られ下値模索のなかで前場の取引を終えた。
昼の時間帯も手仕舞い売りに押されて下値を試す動きとなり、後場に入るとさらに下値模索が続くという形だった。さすがに32,500円を試す動きから32,500円を割り込まないとなると買い戻しも見られた。
それでも買い急ぐようなこともなく、戻りも鈍く大幅安となった。中国の景気後退懸念や日経平均の銘柄入れ替えの影響、中間期末の配当取り、米国の金利上昇懸念に日銀の金融緩和の終了懸念も根強く、買戻し一巡となったものから売られるということなのだろう。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されて安いものが多く、マザーズ指数やグロース指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られ、その都度指数を動かす場面もあった。特にまとまった売りで指数を下押すと売りが売りを呼ぶような場面も見られた。
SQ後に売り直された形となった。これまでの想定していた保ち合い相場が継続ということなのだろうし、月初の買いが入っても上値を切り下げる形での調整が続いているということなのだろう。日経平均に影響の大きな銘柄に空売りが積み上がらないと買われすぎ銘柄の修正安で指数は下値を試すことになるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
一気に雲を割込み75日移動平均線までの下落となった。75日移動平均線が下落に転じるところでもあり、ここが踏ん張りどころとなりそうだ。75日移動平均線を割り込むと一気に雲の下限水準までの調整が見られるだろう。
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