日経平均 | 33,241.02円 △204.26円 |
為替 | 1ドル=147.10円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 14億6,137万株 |
売買代金 | 3兆5433億14百万円 |
値上り銘柄数 | 965銘柄 |
値下り銘柄数 | 791銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 123.25% |
市況概況
円安を好感するような展開で堅調
米国株は冴えない展開となったのだが、円安となったことなどもあり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、本日の日本市場は買い先行となった。
寄り付きの買いが一巡となった後も割安銘柄などの買い直しや買われすぎ銘柄の買戻しなどもあって上値を試す動きとなった。さすがに33,300円を意識するところでは上値も重く、上値の重さを確認すると手仕舞い売りに押されるという展開だったが、下がれば買われるという感じで値持ちの良い展開となった。
昼の時間帯も月初の買いが一服となったことで手仕舞い売りに押されるような感じで、後場に入ってからもいったん下値を試すようにじりじりと上げ幅縮小となった。それでも前場の安値まで下がらないという雰囲気で33,200円台前半で底堅さがみられると再度買い戻しなどが見られて値持ちの良い展開となった。さすがに最後は手仕舞い売りも見られたが意外に値持ちの良い相場展開だった。
小型銘柄は指数先行での動きについていけないものが目立ち総じてさえない展開だった。マザーズ指数やグロース指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いが特に見られたわけでもなく、指数に連れての動きという感じだったが上がれば売られ、下がれば買われるというような持高調整と乗り換え商いが中心となっていたようだ。
先物・オプションのSQ(特別清算指数)算出を控えての持高調整の売り買いに振らされる場面もあったが、大きく方向感が出るということでもなく、目先の需給要因での売り買いで方向感が出ているということでもなく、上がれば売り、下がれば買いという中で割安銘柄の売り手控えという感じで指数が押し上げられた形だ。
特に好材料などで買われているわけでもないので、目先の需給が落ち着いたら買われすぎ銘柄の売り直しなどから指数は上値が重くなるのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
上値を試す動きとなったが、移動平均線からの乖離も大きくそろそろ上値も重くなりそうだ。遅行スパンがローソク足の高値の日柄と応答しており、本日が高値となったのではないかと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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