クレジットカードや電子マネー、QRコード決済……。多様な決済方法が利用できるようになった現在、その支出はきちんと把握できているだろうか。バラバラになりがちな支出方法も、今はスマートフォンからそれぞれの明細を確認できる。本記事では、デジタル時代の支出管理のポイントを解説する。

複数のパターンがある請求・支払方法

しっかり把握できていますか ? デジタル時代の「支出管理」のポイント
(画像=Takashi / stock.adobe.com)

クレジットカードや電子マネー、交通系ICカードなどのキャッシュレス決済は、便利な上にポイント還元などお得な特典を受けられるなどのメリットもあり、現金よりも利用するという人は多いのではないだろうか。ただ、金額の増減が目に見えないため支出が把握しにくいというデメリットもある。

また、決済方法が多様化すれば、それにともなって請求方法も多岐にわたるため、どこで何に何円使ったのかをきちんと把握するためには、それぞれの明細を確認しなくてはならない。

「いつの間にかこんなに支出が膨れ上がっていた」「身に覚えのない引き落としがある」などということがないように、自分の支出を漏れなく把握して、デジタル時代も上手に家計管理したい。

自分の「支出」を漏れなく整理・管理しよう

決済方法の多様化に伴い、どの決済サービスも明細をその場で確認できるアプリやインターネットサービスを提供している。利用者が多いのは以下のサービスだろう。

いずれも24時間 (システムメンテナンス時を除く) 、スマートフォンから確認できる。まずはこれらをチェックして、自分の支出を漏れなく把握しよう。

銀行のデジタル通帳

デジタル通帳は預金口座の残高や入出金明細を確認できるサービスだ。ほとんどの銀行がこのサービスを提供している。

紙通帳を持って銀行ATMや窓口に並ぶ必要がないほか、明細を長期にわたって確認できる銀行もある。

スマホキャリアなどで合算請求されるサービス利用料

キャリア決済とは、NTTドコモ、au、ソフトバンクなどの各キャリアの通信料金と、商品の代金をまとめて支払うことのできるサービスだ。

街での買い物はもちろん、動画配信サービスなどのサブスクリプション (サブスク) 利用料金や、映画のチケットをインターネット上で購入する際などに、クレジットカードと比べて情報を入力する手間が省けるため、よく利用される。

この明細は、スマホキャリアのアプリから通信料金とともに確認できる。銀行の明細などと違って確認を忘れがちなので、キャリア決済を利用する人は注意しよう。

クレジットカードのウェブ明細

ウェブ明細は、次回の支払い確定金額とその明細をインターネット上で確認することができるサービスだ。確定するとメールで通知がきて、いつでも確認ができるため便利だ。

ほとんどのクレジットカードそれぞれにアプリがあり、そこから明細を確認できる。以前は主流だった郵送による紙媒体の明細書は、廃止または有料化されていることが多い。

不要なサブスクは解約しよう

支出を確認する際には、「不要な支出」がないかどうかもチェックしよう。例えば、利用していない動画配信サービスなどの「サブスクリプション」は解約したい。初月無料の宣伝に惹かれて入会したものの、解約し忘れて月額料金を払い続けていないだろうか。

ちなみに、解約した場合、手続きしたその時から利用できなくなるケースや次の更新日の前日までは利用できるケースなど、サービスによって扱いが異なるので確認しておこう。

サブスクを契約するときは「自動更新」かもチェックを

サブスクの解約し忘れによる不要な支出を防ぐためには、契約時に「自動更新」かどうかをチェックしておくことも大切だ。

クレジットカード払いや銀行口座の自動引き落としの場合、サービスがいつまでも利用できるので契約していることを忘れてしまう恐れがある。契約と同時に解約する日も決めて、あらかじめカレンダーに記入しておくなどしておくとよいだろう。

資産管理アプリなどを有効活用

キャッシュレス決済での支出管理には、資産管理アプリの活用もおすすめだ。資産管理アプリは、スマホがあれば、いつでもどこでも収支を入力できる。アプリによっては、クレジットカードや銀行口座と連携して一元管理ができ、自動で家計簿をつけたり収支をグラフで表示してくれたりするものもある。

家計簿をつける時間がない、多様な支出を管理するのは面倒だという人にはアプリの活用を勧めたい。

定期的に「支出の棚卸」をしよう

どうしても支出方法がバラバラになりがちな現代において、適切に支出を管理するためには「支出の棚卸」を定期的に行うことが大切だ。自分が日頃どの決済方法を使っているのかを洗い出して、それぞれの明細を確認してみることをおすすめする。

キャッシュレス決済はお金を使っているという意識が薄くなりがちだが、定期的に全体の支出額を確認する習慣を身につけることで、上手に支出管理ができるようになるだろう。

(提供:大和ネクスト銀行


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