毎年、新たに発売されるビジネス書は約6,000冊といわれています。いったいどの本を読めばいいのか、迷ってしまう方も多いでしょう。

このコーナーでは、読書家が集まる本の要約サービス「flier(フライヤー)」で注目されているおすすめの書籍をランキング形式でご紹介。さらにその中からアクセスの多かったトップ3の書籍について本文で詳しく見ていきます。

まずは2023年9月にビジネスパーソンから最も読まれた10冊の書籍の発表です!

1『瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。』(荒木俊哉/SBクリエイティブ)
2『仕事で「ミスをしない人」と「ミスをする人」の習慣』(藤井美保代/明日香出版社)
3『仕事が速いチームのすごい仕組み』(三木雄信/PHP研究所)
4『あの日、選ばれなかった君へ』(阿部広太郎/ダイヤモンド社)
5『キャリアづくりの教科書』(徳谷智史/NewsPicksパブリッシング)
6『1年で億り人になる』(戸塚真由子/サンマーク出版)
7『女性部下や後輩をもつ人のための1on1の教科書』(池原真佐子/日本実業出版社)
8『「誰かのため」に生きすぎない』(藤野智哉/ディスカヴァー・トゥエンティワン)
9『信用2.0』(堀江貴文/朝日新聞出版)
10『なんで会社辞めたんですか?』(高橋弘樹,日経テレ東大学(編著),角幡唯介,後藤達也,佐久間宣行,竹中平蔵,野口聡一,安田秀一/東京ニュース通信社)

※本の要約サービス「flier(フライヤー)」の有料会員を対象にした、2023年8月25日〜2023年9月24日の閲覧数ランキング

言語化は「どう言うか」ではなく「何を言うか」が重要

“瞬時”に言語化するためのスタートは「書く」こと 2023年9月に読まれたビジネス書トップ3
(画像=cheesiongteh/stock.adobe.com)

2023年9月、flierユーザーから最も読まれたのは、「言語化力」のトレーニング本『瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。』です。

伝えたいことが、うまく言葉にならない。だから仕事やコミュニティーで発言するのが怖いと悩む人は多いでしょう。その悩みを解決するためのキーとなるのが「言語化力」です。

著者であり、世界三大広告賞をはじめ国内外で多数の受賞歴を誇る、電通トップのコピーライター・荒木俊哉さんが教えてくれる、「言語化力」を磨くためのトレーニングは実践的なものばかり。

例えば「言語化」するための近道として、「とりあえず書き出してみる」練習があります。頭の中に蓄積されている「思いや意見」を意識し、一部を「言葉」にして書き出す。その「言葉」から思考を深め、さらに「無意識の思い」を言語化。さらにその言語化された「思いや意見」を書き出すーー。

このサイクルを繰り返すことで、自分の「思いや意見」が言語化された状態で脳内にストックされていきます。言語化力をアップさせるためのスタートとして、まずは試してみてはいかがでしょう。さらに踏み込んだ「伝わる言葉」にするためのトレーニングや、ビジネスシーンを想定した12のサンプルトレーニングも役立つこと間違いなしです。

瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。
瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。
荒木俊哉
出版社:SBクリエイティブ
発売日:2023年04月06日
ジャンル:スキルアップ・キャリア・自己啓発・マインド

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ミスをしない人は、上司の指示に質問で応える

第2位は、『仕事で「ミスをしない人」と「ミスをする人」の習慣』。気をつけているのに「またミスをしてしまった…」という繰り返しの毎日の救いになる1冊です。

本書では「ミスをしない人」と「ミスをする人」を比較しながら、ミスをしないための習慣や工夫を紹介しています。

「ミスをしない人は上司の指示に意図や期待を確認する質問で応え、ミスをする人は上司の指示に返事で応える」というのも工夫の一つ。

指示を受けたとき、自分がその仕事にどうとり組むのかをイメージすると、不明点が出てくるものです。「この場合は○○が必要かな」「上司が望む成果はどこだろう」など、質問から情報不足や理解不足を補うことで、「意図とは違う」「順番を間違える」という「ミスをしない人」になれます。

他にも「考え方」「情報」「段取り」「整理整頓」「コミュニケーション」「ビジネスツール」「気づく力」という7つの観点から、全部で50のミスをなくすために押さえておきたいポイントがたっぷり本書の中で紹介されています。ミスをなくして仕事をより効率的に進めてみませんか?

仕事で「ミスをしない人」と「ミスをする人」の習慣
仕事で「ミスをしない人」と「ミスをする人」の習慣
藤井美保代
出版社:明日香出版社
発売日:2018年04月18日
ジャンル:生産性・時間管理

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これから求められるのは、プロマネができる人材

第3位は、ソフトバンクグループの孫正義社長の下で、様々なビックプロジェクトのマネジャーを務めてきた三木雄信さんの『仕事が速いチームのすごい仕組み』です。

目まぐるしく環境が変化する中、不測の事態に対処しつつ進めていく「プロジェクト的な仕事」が増えています。そのうえで「『プロマネ(=プロジェクト・マネジメント、あるいはプロジェクト・マネジャー)ができる人材』はどの業界でも引く手あまた」と著者は言います。

本書における“プロジェクト的な仕事”の定義は3つ。明確な納期や締め切りがあり、ある一定期間に行なう仕事であること。また、日常的なやり取りがない他部門の人や外部の企業や個人と共に進める必要がある仕事。最後に、過去に事例がなく達成したい目標は決まっているものの、それを実現する具体的な手段や手順があらかじめ明確になっていない仕事となります。

こうしてみると、「プロジェクト・マネジメントなんて自分の仕事に関係ないな」と思っていた人も、「あてはまるかも…」とぎくりとするはずです。あらゆる業務がプロジェクト化する時代を生き抜くために、今からプロマネのノウハウを学んでおいて損はありません。時代に取り残されないために、ぜひ本書を手に取ってみてください。

仕事が速いチームのすごい仕組み
仕事が速いチームのすごい仕組み
三木雄信
出版社:PHP研究所
発売日:2023年05月29日
ジャンル:スキルアップ・キャリア・生産性・時間管理

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いかがでしたか?

ランキングの上位を見てみると、「言語化」や「ミスの減らす方法」など、私生活はもちろん仕事をスムーズに進めるための書籍が上位に入りました。どの書籍も、決して難しい内容ではなく、明日から毎日を変えられるヒントがたくさんあるので、ぜひ試してみてください。

少しでもあなたに合いそうな1冊があればお手にとっていただければ幸いです。 来月はどういった書籍が読まれるのでしょうか。ぜひ皆様も予想してみてください。

flier編集部

本の要約サービス「flier(フライヤー)」は、「書店に並ぶ本の数が多すぎて、何を読めば良いか分からない」「立ち読みをしたり、書評を読んだりしただけでは、どんな内容の本なのか十分につかめない」というビジネスパーソンの悩みに答え、ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供しているサービスです。通勤時や休憩時間といったスキマ時間を有効活用し、効率良くビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたいビジネスパーソンに利用されているほか、社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。

flier(フライヤー):https://www.flierinc.com

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