製紙業界最大手の王子ホールディングスは2日、中越パルプ工業との業務提携を強化すると発表した。
中越パルプは王子HDを割当先とする第三者割当増資を実施する。1689万2000株の新株式を発行し、自己株式である10万8000株を処分して資金を調達。王子HDグループの持ち株率は9.2%から20.8%に引き上げられる。
増資は2015年5月29日までに実施する予定で、手続きがすべて終われば中越パルプは王子HDの持ち分法適用会社となる。
これに伴い、中越パルプの株価は急反発。前日終値188円から午前9時4分には206円まで買われた。
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