日本電産 <6594> は12日、ドイツの子会社を通じて同国の大手自動車部品メーカーのゲレーテ・ウント・プンペンバウの株式を100%取得し、買収することで合意したと発表した。

ゲレーテ・ウント・プンペンバウ社は欧州市場における車載用ポンプメーカーとしてトップクラスのシェアを誇る。ウォーターポンプやオイルポンプ、モジュールポンプの開発・製造・販売を行っている。2013年12月期の売上高は2億6600万ユーロ。

日本電産は同社のモータとゲレーテ・ウント・プンペンバウ社のポンプを組み合わせ、成長が見込まれる電動ポンプ市場の強化を狙う。

なお、同社は同時に中国のチャイナ・テックス・メカニカル&エレクトリカル・エンジニアリングの事業資産を取得することで合意に至ったと発表している。

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