J-NEXTは12月4日、また関連会社の中小企業監査機構は12月3日に、それぞれ東京地方裁判所より特別清算開始決定を受けたと、『帝国データバンク』が報じている。負債総額は、J-NEXTが2013年11月期末で約77億7495万円、中小企業監査機構が同期末で約5億5541万円。

J-NEXTは2004年10月に設立。派遣・アウトソーシング受託業を展開していた。中小企業監査機構は2009年6月に設立された経営コンサルタント業者だった。

日本振興銀行の融資先で構成される中小企業振興ネットワークの加盟企業に人材派遣などを行っていたが、2010年9月に日本振興銀行が民事再生法の適用を申請したことで中小企業振興ネットワークの信頼が失われ、2社ともに業績が悪化していた。

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