日経平均 | 38,126.33円 ▼975.49円 |
為替 | 1ドル=149.62円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 27億7,389万株 |
売買代金 | 6兆0831億75百万円 |
値上り銘柄数 | 97銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,542銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 97.23% |
市況概況
円高や利上げを嫌気してほぼ全面安
米国株は堅調、特に半導体株などハイテク銘柄が大きく上昇したのだが、日本での利上げ、米国での利下げを織り込むように大幅に円高となったことから、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく売られ、本日の日本市場も売り先行となった。
寄り付きからの売りが一巡となった後も売りが止まらず、好決算発表銘柄の一角を覗いてほぼ全面安、大幅下落となり、節目と見られる38,000円を割り込む場面もあった。さすがに38,000円を割り込むと買い戻しも入ったが、大幅下落で前場の取引を終えた。
昼の時間帯には下げ渋り感は見られたものの、特に買い上がることもなく、後場も下げ幅縮小ながらも冴えない始まりとなった。
38,000円を割り込むと買われるという展開が続いたが、戻り歩調となっても戻りが鈍く、終始38,000円を意識するような動きとなった。それでも何とか最後は買い戻しも入ったが、全面安には変わりなく、大幅安で取引を終えた。円高を嫌気する動きに加え、不動産株などが金利上昇を嫌気して売られたように、利上げの影響が懸念されて大きな下げとなった。
小型銘柄も大きく値を崩すものが多く、総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅安となった。先物はまとまった売り買いが散発的に見れたが、売りは断続的に出る場面もあったが、買いはあくまでも散発的な買い戻しという雰囲気で指数を下押す場面が多かった。
昨日は利上げを織り込み済みという感じで買われたが、一夜明けて米国での利下げが視野に入ると一転して大きな下げとなった。為替の影響が一番大きいと思うが、150円近辺であれば、38,000円台、TOPIXの2700台が維持できると考えてもいいだろう。売られすぎ銘柄や割安銘柄から買い直されて指数も下げ渋りとなると思う
テクニカル分析
日経平均
何とか雲にサポートされた形となった。まだまだ落ち着かない相場だろうが雲を中心に38,000円台での保ち合いとなると思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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