リベラルスーパーチェーンは12月14日、事業を停止して自己破産申請の準備に入ったと『帝国データバンク』が報じている。負債総額は2014年3月期の時点で約25億3600万円。

同社は1971年12月に設立。淡路島内で食品スーパー『リベラル』を経営。同島内では最大手のスーパーチェーンだった。1995年3月期には年売上高約82億3000万円を計上したが、2000年代に入ると大手チェーンとの競争が激化。大阪府内への出店も振るわず、2010年3月期の年売上高は約70億1100万円にとどまり、約3億円の当期純損失を計上していた。

2013年には事業立て直しを図るために人事改革を行ったものの、その後も業績は回復せず。2014年3月期は売上高約44億5200万円、当期純損失は1億4000万円に上っていた。

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