日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 38,700.87円 △53.12円
為替 1ドル=146.18円
売買高(東証プライム、以下同) 15億5,506万株
売買代金 3兆3216億01百万円
値上り銘柄数 629銘柄
値下り銘柄数 967銘柄
騰落レシオ(25日) 126.20%

市況概況

為替に振らされながらも堅調

週末の米国株が堅調で夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく買われていたことから、本日の日本市場は買い先行となった。

それでも特に買い上がる材料があったということでもなく、為替も週末に米国市場で円安となったものの、日本市場では円高気味ということで手仕舞い売りに押されるものが多く、上げ幅を縮小して前場の取引を終えた。TOPIXは小幅マイナス、グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。

昼の時間帯は特に動きは見られなかったが若干売り物がちだった。後場も前場の安値を下回って始まり、円高を嫌気するように手仕舞い売りに押されて下値を試す動きとなった。

それでも38,500円を下回ると買戻しなども見られ、さらに円安方向に為替が振れたこともあり、堅調な展開となった。ただ、38,700円を超えると買えない状況であり、改めて上値の重さが確認されると最後は手仕舞い売りに押され何とか最後の買いで38,700円台では引けたものの、冴えない展開となった。

小型銘柄も総じて手仕舞い売りに押されるものが多く冴えない展開だった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いも少なく、指数を大きく動かす場面もほとんどなかった。下がれば買い、上がれば売りという雰囲気ではあるが、目先の値動きに連れて右往左往している感じだった。

戻り高値を試す動きとなったが、39,000円を付けたことで戻り一巡感という雰囲気になった。達成感というか買戻し一巡感が強く、保ち合いの上限を確認したということなのだろう。今度は再度保ち合いの下値を確認するように、38,000円前後までの下落となるのではないかと思う。

テクニカル分析

日経平均

75日移動平均線を抜けきれないという感じになった。まだ当面は上値が重いということなのだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。