日経平均 | 38,647.75円 △285.22円 |
為替 | 1ドル=144.87円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 21億4,842万株 |
売買代金 | 5兆1924億28百万円 |
値上り銘柄数 | 1,107銘柄 |
値下り銘柄数 | 474銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 127.32% |
市況概況
手掛かり難のなか月末の買いで堅調
米国株がまちまちとなったが、前日の相場で米半導体株の下落を織り込んでいたこともあり、堅調な始まりとなった。
寄り付きの買いが一巡となったあとは手仕舞い売りに押されて冴えない展開となったが、下げ渋り底堅さが確認されると週末・月末の買いなども見られて堅調となり、上値を試す展開となった。75日移動平均線を意識して上値も重くなったが値持ちの良い展開で指数は小動き、高値圏で前場の取引を終えた。
昼の時間帯は特に動きは見られなかったが、意外に値持ちの良い状況で後場は若干上げ幅縮小となったが、堅調な始まりとなった。
それでも改めて上値の重さが確認されると手仕舞い売りに上げ幅を縮小、3万8400円を意識するところまで売られた。その後も下値を試すような動きも見られたが、引けを意識する時間帯からは買戻しや月末のお化粧買いなども見られて指数を押し上げ、結局は高値引けとなった。TOPIXも節目の2700を超えて底入れ感が強まった。
小型銘柄もか戻しや値動きの軽い銘柄などが物色されて総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高となった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られて指数を動かす場面もあったが、特に方向づけるようなこともなかった。指数が押し上げられると連れ高となったが、先物主導での上昇ということでもなかった。
さらに戻り高値を更新となったが、特にか上がる材料があるということでもなく、あくまでも目先の持高調整とみられる。こうなると月初の買いも期待されるが、9月に入るとさらに指数を下押す要因も多くなり、米国の景況感の悪化などが見られれば一気に下押すことになるのだろう。売られすぎ銘柄の修正高は期待されるが、買われすぎ銘柄は買い一巡後に再度売り直されると思う。
テクニカル分析
日経平均
75日移動平均線まで戻したが、いったんここで高値を付けたということになるのだと思う。25日移動平均線のサポートを確認する場面も出てくるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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