日経平均 | 38,981.75円 △70.56円 |
為替 | 1ドル=149.88円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 15億4,978万株 |
売買代金 | 3兆6276億25百万円 |
値上り銘柄数 | 757銘柄 |
値下り銘柄数 | 799銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 109.90% |
市況概況
米国株高で買い先行も相変わらず上値の重い展開
米国株が堅調となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、為替も1ドル=150円台となったことで、本日も買い先行となった。
ただ、昨日同様に寄り付きの買いが一巡となった後は買い気に乏しく、週末の手仕舞い売りに押されるものも多く、総じて冴えない展開となった。39,000円を割り込むと買割れるという状況で堅調な地合いではあったものの買戻し一巡となったものから売られて上値は重く冴えない展開で前場の取引を終えた。
昼の時間帯も特に買われるでもなく、後場は何とか前日比プラスで始まったものの買い気に乏しいものだから買戻し一巡となった銘柄から売られる状況は変わらず、39,000円を割り込んでの推移となった。
昨日の終値を下回るところでは下げ渋り、買戻しも見られるが積極的に買い上がるような材料もなく、結局最後まで方向感に乏しく冴えない展開だった。割安感が強い銘柄は売られないので堅調、買戻しが一巡となったものは買いが入らずに軟調、というような感じだった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、買い気に乏しい中で冴えない展開となった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いもほとんど見られず、ちょっとした売り買いで指数が動かされる場面もあったが、方向感が見られるわけでもなく、閑散小動きだった。
米国株高について行けない状況が続いている。決定的な売り買いの材料があるということでもないのだが、政局の混乱への懸念、地政学リスクが高まるなかで決算発表を控えていることもあり、売り買いともに手控えられている雰囲気だ。
基本的には上がれば売られ、下がれば買われるということなのだろうが、米国で調整感が見られるとか、インフレ懸念が強まるようなことがあれば、一気に調整となるのだろう。指数に影響の大きな銘柄に空売りが積み上がらないと冴えない展開が続くのだろう。
テクニカル分析
日経平均
冴えない展開が続いているが特に売り急ぐ動きも見られない。ただ、上昇が続く25日移動平均線までの調整などは見られるのではないかと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。