日経平均 | 38,911.19円 ▼269.11円 |
為替 | 1ドル=149.51円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 17億8,564万株 |
売買代金 | 3兆0069億06百万円 |
値上り銘柄数 | 559銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,026銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 110.20% |
市況概況
米国株高で買い先行も手仕舞い売りに押されて冴えない展開
米国株が堅調、半導体関連銘柄などが堅調となったこともあり夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が上昇となった。
これを受けて本日の日本市場は買い先行となったが、寄り付きの買いが一巡となった後、いったん手仕舞い売りに押される展開となった。それでも再度買い直されたが改めて上値の重さが確認されると手仕舞い売りを急ぐ動きから節目と見られる39,000円を割り込んで冴えない展開となった。
昼の時間帯は特に方向感は見られず、後場も前場の終値を意識して始まった。39,000円を超えると売られるという状況だったが、台湾の半導体メーカーの決算発表を受けて買戻しが進み下げ幅縮小となる場面もあった。
それでも台湾メーカーの上方修正は既に報じられていたことでもあり、買戻し一巡となった後は再度売り直され、下値を試す動きとなった。結局、最後まで買い気には乏しい展開で買戻し一巡となったものから売られる展開で39,000円を下回り安値引けとなった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く、出来高の少ないなかで総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いも少なく、指数を大きく動かす場面も限られた。基本的には下がれば買い、上がれば売りということで方向感に乏しい展開だった。
せっかく買い先行で始まったものの買戻し一巡感から手仕舞い売りに押される展開となった。とにかく買い気に乏しいという状況で売りが少なければ下がらないのだが上値は重く、上値の重さが嫌気されて売られると下げが大きくなるという感じだ。
それでも売られすぎ銘柄などは売り急ぐこともなく、値持ちの良い銘柄も見られており、こうした割安銘柄は下がれば買いということで値持ちの良い展開が続くのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
39,000円を割り込んでさらに売られるということでもないが買い気に乏しく、上昇が続く25日移動平均線や75日移動平均線までの調整はあると思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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