日経平均 | 38,605.53円 △691.61円 |
為替 | 1ドル=153.50円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 18億8,539万株 |
売買代金 | 3兆8858億42百万円 |
値上り銘柄数 | 1,504銘柄 |
値下り銘柄数 | 124銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 89.34% |
市況概況
自民党大敗で大幅高!?買戻しだと思うが・・・
週末の米国株はまちまちで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は堅調だったが、昨日の衆議院選挙で自民党が大敗したことで政局の混乱が懸念され売り先行となった。
ただ、寄り付きの売りが一巡となった後は買戻しを急ぐ動きも見られて急騰となった。特に何がどうしたということでもなく、「悪材料出尽し」として一気に買われたが、さすがに買戻し一巡後は上値も重くなった。
昼の時間帯も前場同様に先物買いが見られ、後場も堅調な始まりとなった後も値持ちの良い展開が続いた。下がらないから買うということで上値を試す動きも見られたが、前場の高値を超えて節目の一つである38,700円~800円というところでは戻り売りに押され上げ幅縮小となった。それでも最後まで買戻しは続き大幅高で取引を終えた。
小型銘柄も目先的に売られたことの反動もあって総じて堅調、大きく上昇するものも目立った。グロース250指数やグロース株指数は大幅高だった。先物はいったん買戻しを急ぐ動きになると売ってはふみ上げられるというような状況で買いが買いを呼ぶような場面も見られ、指数を押し上げる要因となった。
予想外の展開で大きな上昇となったがあくまでも目先の買戻しが中心ということだろう。ここで空売りが積み上がるとさらに踏み上げられそうで、上値も期待できるのだろう。政局の混乱は避けられず、政策や金融政策の先が見えないなかでは戻り売りで対処していくことで良いのだと思う。踏み上げ相場となる可能性もあるが、その後は急落となると思われるので、慎重に対処したい。
テクニカル分析
日経平均
一気に25日移動平均線まで戻したが、ここで上値を押さえられて反転となると思う。再度下値を試すことになるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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