日本各地で回転寿司チェーン店「くら寿司」を展開するくらコーポレーション <2695> が、台北に台湾一号店となる店舗を平成26年12月16日にプレオープンさせた。グランドオープンは同12月30日の予定となっている。同社は平成26年1月に台湾に子会社を設立し、台湾進出の準備を整えていた。
台湾一号店となる台北・松江南京店では、日本のくら寿司の店舗と同じく、寿司を衛生的に提供するための寿司キャップ「鮮度くん」など、同社が独自に開発したシステムを本格的に導入している。
同社は、海外での事業展開において、高い経済成長が見込まれるアジアを重要視している。その中でも、台湾をアジア展開の中心地として位置付けている。
これを受け、同社の株価は4営業日ぶりに反発している。
なお、台湾では日本の外食産業の進出が相次いでいる。直近では、弁当チェーンの「ほっともっと」、定食屋の「やよい軒」を運営するプレナス <9945> が、平成26年7月に台北に台湾一号店となる「やよい軒」をオープンさせた。なお、同社は「ほっともっと」を平成22年に北京にオープンさせており、海外出店に意欲的な動きを以前から見せている。
(ZUU online)
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