日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 36,819.09円 △25.98円
為替 1ドル=148.13円
売買高(東証プライム、以下同) 19億7,043万株
売買代金 4兆4630億51百万円
値上り銘柄数 1,156銘柄
値下り銘柄数 430銘柄
騰落レシオ(25日) 93.01%

市況概況

下げ渋りは見られるものの上値も重い

米国株がさらに売られたこともあり、本日の日本市場も売り先行となった。ただ、意外にさがらず、寄り付きの売りが一巡となった後は買戻しも入り堅調となる場面も多かった。一気に37,000円を意識する水準まで戻したが、上値は重く、上値が重いと節目と見られる36,800円まで下がり、その後は36,800円~900円の間を中心とした狭い範囲で方向感に乏しい展開となった。

昼の時間帯は若干売られる場面もあったが、後場も意外にしっかりとした動きが続いた。特に買い上がるような材料もなく、36,900円を超えると売られ、36,800円を下回ると買われるという状況で方向感はなく、上がれば売られ、下がれば買われる保ち合いが続いた。引けを意識するところでも特に売り急ぐでもなく値持ちは良く、値持ちの良さを好感して買戻しも入り37,000円までは届かなかったものの36,800円台で引けた。

小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものが見られ総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高だった。先物はまとまった売り買いも散発的に見られたが、指数を先導するようなこともなく、あくまでも下がれば買い、上がれば売りの保ち合い相場という感じだった。

結局は改めて上値の重さが確認されたものの特に割高感が出ているということでもなく、下げ渋りから堅調な展開だった。積極的に買い上がる、あるいは売り急ぐような材料も特になく、スタグフレーション懸念が根強いので戻り売りも嵩むという状況だ。まだまだ調整が続くと思われ、下値模索が続くのだろう。

テクニカル分析

日経平均

気迷い線となったが下値模索継続ということだ。移動平均線からの乖離も大きく売り難さも見られる一方で上値も限られ戻り売りを考えると無理に買いたくはないという状況だ。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。