資生堂 <4911> は17日、2015年度〜2020年度にかけての中長期戦略『VISION 2020』を策定したと発表した。
同社は2015年度からの3年間を「事業基盤の再構築の期間」と位置づけ、2018年度からの3年間で「成長加速の新戦略」に取り組む。2020年度に連結売上高1兆円超、営業利益1000億円超を目指す。
「事業基盤の再構築の期間」にはブランド強化、マーケティング・R&D 投資の拡大、組織・人事制度改革、全社構造改革といった事項に取り組み、売上高3〜5%の年複利成長率を目指す。
「成長加速の新戦略」では新ブランドの導入、M&A、投資継続・リターンの獲得、グローバル体制の構築、新興国・未開拓エリアの開拓、ビジネスモデルの見直しと刷新に取り組み、売上高5〜7%の年複利成長率を目指していく。
同社は数値目標を達成していくとともに、「成長エネルギーが充満した会社」、「世界中で話題になる会社」、「若者があこがれてやまない会社」、「若々しさがみなぎる会社」といった形で評価される会社づくりを進めていく。
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