この記事は2025年3月18日(火)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=Synthetica/stock.adobe.com)

2025年3月18日(火)の午後12時半に現役トレーダーの小林芳彦さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

小林芳彦
1979年慶応義塾大学商学部卒、同4月株式会社協和銀行入行。 外国為替研修生・営業店外国為替業務経験後、1987年から本店資金為替部調査役。 インターバンク(フォワード)ディーラー・カスタマーデスクヘッドなどを歴任後、1989年10月よりクレディスイス銀行(資金為替部長)、1997年クレディスイス・ファーストボストン銀行(シニアセールス)、1998年バイエリッシェ・ヒポ・フェラインス銀行(為替資金部長)、2001年バンク・オブ・アメリカ(為替資金部営業部長)で数十社の法人顧客を担当。

現在の為替相場の傾向や相場観

現在の米ドル/円は、流れから行くと中長期的にはダウントレンドなのだが、目先は上値追いをしそうな雰囲気を感じる。

IMMの円買いポジションがかなり溜まっているということと、テクニカル的にも戻りそうに見える。ただしこれから日米の金利差が縮小していくことは明確なので、155円や160円方向に行くというのは考えづらい。よって上がっても150円台で、マックスが151.50円と考えている。

トランプ関税問題については、米経済の悪化からドル売りに繋がる方向で考えた方がよさそうだ。トランプ米大統領はロシアのプーチン大統領と米国時間18日(火)の午前中に電話会談が予定されているが、この内容に注目したい。

現在の為替相場の戦略やスタンス

今週の米ドル/円予想レンジは、147.00~151.50円。

前述の通り、目先は上方向なので、スキャルピングのみで回すのもいいだろう。または押し目買いで回しつつ、150円台後半~151円台があれば引きつけて利益確定したい。

▽米ドル/円の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。