
日経平均 | 35,705.74円 △666.59円 |
為替 | 1ドル=143.69円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 19億1,465万株 |
売買代金 | 4兆4020億20百万円 |
値上り銘柄数 | 1,013銘柄 |
値下り銘柄数 | 510銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 89.59% |
市況概況
関税問題の進展期待から大幅高
米国株が利下げ期待で大幅高となったことを受けて本日の日本市場は買い先行となった。寄り付きから買い気配で始まるハイテク銘柄なども見られ、節目と見られる35,500円を超えて上値を試す動きとなった。それでも35,500円を超えると戻り売りに押されるという展開で上値も重く、指数は小動きで前場の取引を終えた。
昼の時間帯にも関税問題の進展などが期待されて上値を試す動きとなり、後場もは前場の終値水準で始まったあと上値を試す動きとなった。今月始めに空けた窓を埋めると達成感もあり手仕舞い売りに押されたが値持ちは良く、大幅高水準ではあるのだが指数は小動きとなった。相変わらず関税問題に右往左往している感じだが、戻り売り圧力も強かったが、最後は買戻しも入り値持ちの良い引けとなった。
小型銘柄も大きく買われるものなどもあり総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高だった。先物もまとまった売り買いが散発的に見られ、まとまった買いが入るとさらに買われる場面も見られ指数を押し上げる要因となった。それでもしっかりと方向づけるような動きは見られなかった。
35,500円を超えて再度大きな上昇となった。関税問題からの景気鈍化懸念が薄れているということなのだろうが、朝方発表された都区部のCPI(消費者物価指数)が上振れているようにスタグフレーション懸念は根強く、減税などが見られないと再度下値を試すことになると思う。決算発表が本格化することやゴールデンウィークということでもあり、手仕舞い売りに押されるものも多くなると思う。
テクニカル分析
日経平均
窓埋め完了となり、今度は25日移動平均線のサポートを確認するように下値を試すことになると思う。25日移動平均線や基準線の下落は続く水準でもあり、まだまだ下値模索なのだと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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