
日経平均 | 41,069.82円 △415.12円 |
為替 | 1ドル=148.76円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 22億3,597万株 |
売買代金 | 5兆3877億31百万円 |
値上り銘柄数 | 1,272銘柄 |
値下り銘柄数 | 305銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 137.16% |
市況概況
月末の持高調整の買戻しで大幅高
米国株はまちまちで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も冴えない展開で本日の日本市場は堅調ながらも上値の重い始まりとなった。寄り付きは若干買い先行となったが、日銀の金融政策決定会合の結果待ちのなかで月末の持高調整の買い戻しなども見られて堅調な展開となった。それでも41,000円を超えて買い上がるということでもなく、41,000円水準で上値を押さえられて前場の取引を終えた。
昼の時間帯に日銀の金融政策決定会合の結果が発表されたが、特に反応するということでもなく、後場も堅調ながらも上値の重い始まりとなり、いったん41,000円水準が上値というような雰囲気になった。
それでも売り急ぐ動きがなく、値持ちが良いので買戻しが入り、41,000円台を回復するとその後は41,000円を割り込むこともなくじり高っとなった。特に買い材料があったということでもないのだが、空売りが積み上がっている銘柄も多く月末の持高調整の買戻しなどが入り一時大幅高となったが、最後は手仕舞い売りに押されて上げ幅を縮小、何とか41,000円台を維持して引けた。
小型銘柄も堅調なものが多かった。グロース250指数やグロース株指数は堅調ながらも上値も限られた。先物はまとまった買いが散発的に見られて指数を押し上げる場面もあった。ただ、積極的に買い上がるというよりはあくまでも持高調整の買い戻しという雰囲気だった。
月末の持高調整の買い戻しなどが指数を押し上げた形だが、買い材料には乏しく、好調な決算発表なども見られるものの先行きに対しての見方は厳しいものも多く、最後まで買い切れないという雰囲気だ。月初の買いなども期待されるところではあるが、買戻し一巡となったものから売られ、指数の上値を押えることになるだろう。
テクニカル分析
日経平均
41,000円水準で上値を押さえられるような形となるかどうかというところだ。そろそろ25移動平均線の上昇も鈍るところであり、上値の重さが確認されると一気に調整となるだろう。
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当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。