
日経平均 | 40,674.55円 ▼323.72円 |
為替 | 1ドル=148.25円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 17億2,288万株 |
売買代金 | 4兆0090億27百万円 |
値上り銘柄数 | 585銘柄 |
値下り銘柄数 | 971銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 128.29% |
市況概況
化けの皮が剥がれて売られるも下げ渋りも見られる
米国株はまちまちだったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は引き続き買戻し一巡から売られ、本日の日本市場は売り先行となった。
芳しくない決算を発表して売り気配から始まる銘柄なども見られ、寄り付きの売りが一巡となった後も戻れば売り、戻らないから売りというように買戻し一巡となったものから売られ冴えない展開となった。インデックス売りのような形での投資信託などファンド系の売りもあったと思われ、結局は安値圏で前場の取引を終えた。
昼の時間帯は特に動きは見られず、後場も前場の終値近辺で始まったあと大きな動きは見られなかった。それでも戻らないから売るというような持高調整の売りが見られて下値を試すような動きもあり、先週の急騰の化けの皮が剥がれて修正安が見られる。買われすぎた銘柄を中心に売られ、安値水準で保ち合いとなった。最後は買戻しなども見られたが戻りは鈍く冴えない展開となった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅安だった。先物は戻れば売りという状況から戻らないから売るというような場面も見られ、指数を下押す要因の一つとなった。
昨日と同様に買われないから売られるということで買戻し一巡となったものから売られた。結局、関税協議も何ら日本企業にとってメリットのあるものでもないというように改めて認識され、決算発表が本格化するなかで売り急ぐような展開となっている。少なくとも買われすぎ銘柄が再度買われすぎまで買われるということもなさそうで、当面は下値模索が続くのだろう。
テクニカル分析
日経平均
完全に当面の高値を付けた形となった。まずは25日移動平均線や基準線まで調整となるだろう。
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当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。