
日経平均 | 40,998.27円 ▼457.96円 |
為替 | 1ドル=148.13円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 18億1,662万株 |
売買代金 | 4兆0501億59百万円 |
値上り銘柄数 | 696銘柄 |
値下り銘柄数 | 860銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 126.36% |
市況概況
決算発表に反応しながら買われすぎの反動から大幅安
週末の米国株は堅調だったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物売られていたなかで本日の日本市場は堅調な始まりとなった。ただ、寄り付きの買い戻しが一巡となると手仕舞い売りに押されるものも多く、特に買われすぎ感が強い半導体株に大きく売られるモノが目立った。日経平均は一時41,000円を意識するところまで売られ下げ渋り感は見られたものの冴えない展開で前場の取引を終えた。
昼の時間帯は特に動きは見られず、後場も前場の終値水準で寄り付いたものの、下がらないから買うということではなく、今度は逆に上がらないから売るということで戻りの鈍さを確認しては売られる展開となった。さすがに41,000円を割り込むと買戻しもはいるのだが、結局最後まで戻りの鈍さを嫌気して売り急ぐ展開となり、節目と見られる41,000円を割り込んでほぼ安値引けとなった。
小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものも見られ、グロース250指数やグロース株指数は小幅高、堅調だった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られ、特にまとまった売りには指数がしっかりと反応するという状況で、指数の下押し要因となった。
買戻し一巡となった買われすぎ銘柄から売られる形となった。関税協議もまだ終わっていないということでもあり、政局の混乱などへの懸念も見られ手仕舞い売りに押された。ここから改めて買い上がる環境下にはなく、下値模索が継続となるだろう。指数に影響の大きな半導体株などを中心に引き続き買われすぎ銘柄の修正安が続くだろう。
テクニカル分析
日経平均
目先期的な過熱感からさらに売り直される形となった。先週の窓埋めという段階ではなく、先週の急騰を打ち消すような調整が続くのだろう。
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