
日経平均 | 41,456.23円 ▼370.11円 |
為替 | 1ドル=146.97円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 18億6,587万株 |
売買代金 | 4兆5512億04百万円 |
値上り銘柄数 | 745銘柄 |
値下り銘柄数 | 819銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 125.91% |
市況概況
買戻し一巡から冴えない展開
前日までの急騰の反動もあり、本日の日本市場は売り先行となった。米国市場でも買戻し一巡感が出ていることや15%の関税も好感するニュースではないということもあり、目先的に買われすぎた銘柄などが軟調となった。
42,000円を付けたということでインデックスファンドの手仕舞い売りなどもあったようで、空売りが積み上がっている銘柄で下支えとはなったが、冴えない展開だった。芳しくない決算にもしっかりと反応して売られるものも見られた。
昼の時間帯も特に動きはなく、後場も上値の重い戻りの鈍い始まりとなった。節目の一つとして意識される41,500円を割り込んでいったん買戻しなども見られたものの、戻りの鈍さを嫌気して売り直された。結局最後まで手仕舞い売りに押されるものも多く、買戻し一巡となったものから売られ、安値圏での引けとなった。
小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものも見られた。グロース250指数やグロース株指数は小幅高となった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られたが、買いよりは売りに敏感に反応するという状況で指数を下押す場面もあった。
買戻し一巡となると改めて関税問題がちっとも好感するニュースではないということがわかるのではないかと思う。米国のスタグフレーション懸念も日本のスタグフレーション懸念も薄れているわけでもなく、関税強化でさらにスタグフレーションが進むということでもあり、さらに芳しくない決算が2~3見られるようであれば、一気に大きな調整となるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
目先的な過熱感から上値の重い展開となった。いったん高値を付けた形でもあり、25日移動平均線や基準線までは調整があるだろう。
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当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。