
日経平均 | 41,171.32円 △1,396.40円 |
為替 | 1ドル=146.77円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 31億4,253万株 |
売買代金 | 7兆1081億35百万円 |
値上り銘柄数 | 1,373銘柄 |
値下り銘柄数 | 232銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 125.44% |
市況概況
関税協議締結を好感して大暴騰
米国株がまちまちで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られたことから、本日も売り先行で始まるかと思われたのだが、寄り付き前に米国との関税協議が終了したと報じられ、買い先行となった。自動車株などを中心に全体に買いが入り買い気配を切り上げて始まるなど買い急ぐ動きとなった。40,000円を超えたあとも40,500円、40,800円という節目と見られる水準を抜けてほぼ高値で前場の取引を終えた。
昼の時間帯は特に動きはなかったが、買戻しを急ぐ動きもあり、さらに後場が始まると値持ちの良い展開が続いた。値持ちの良さを好感して買いが買いを呼ぶ展開で上値を試す動きが続き、結局最後はさすがに手仕舞い売りに押されるものも見られ、指数は上げ幅縮小となったが、意外に値持ちの良い引けとなった。実際に関税問題がす終了したとはいえ、特に好感する内容でもないのだが、石破首相退陣のニュースも買い急ぐ動きに拍車をかけ、上値を試すことになった。
小型銘柄も総じて高いものが多く、グロース250指数やグロース株指数は大幅高だった。先物はまとまった買いが散発的に見られて上値を試す原動力となり、踏み上げ相場で指数を先導するような展開となった。
関税協議が締結したといっても特に好感されるような材料でもない。石破首相退陣で減税期待も出たと思われるが、ここからは手仕舞い売りに押されることになるのだと思う。さらに上値を買い上がるような状況でもなく、関税が思ったよりも低かったというだけで関税が撤廃されたわけでもなく、実際に石破首相の早期退陣が見られないと減税期待も薄れ上値の重さを嫌気するようになるのだと思う。買戻し一巡となったものから売られるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
一気に上値を試す動きとなった。移動平均線などからの乖離も大きく、いったんは上がり過ぎの修正が見られると思う。40,000円までの調整はあるだろう。
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