
日経平均 | 39,774.92円 ▼44.19円 |
為替 | 1ドル=147.84円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 17億9,868万株 |
売買代金 | 4兆2076億80百万円 |
値上り銘柄数 | 687銘柄 |
値下り銘柄数 | 878銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 122.63% |
市況概況
買戻し一巡となったものから売られ冴えない展開
日本市場が連休中の米国株は堅調だが上値が重く、それでも夜間取引や祝日取引、シカゴ市場の日経平均先物も堅調だったことから、本日の日本市場は若干買い先行で始まった。
寄り付きの買いが一巡となった後も値持ちが良いことから買戻しを急ぐ展開となり、予想外に大きく上昇一時40,200円台後半まで日経平均は上昇した。ただ、あくまでも目先的な買戻し、連休や選挙でのヘッジ売りの買戻しということでその後は買戻し一巡となったものから売られ冴えない展開となった。
昼の時間帯も特に買い材料もないことから売り物がちで、後場も前場の安値を下回って始まった。さらに戻りが鈍いと見ると見切り売りに押されて指数もさらに下値を試す動きとなった。
日経平均が39,600円を割り込むと買戻しも入り下げ幅縮小し、その後も比較的値持ちの良い展開が続いた。結局最後は買戻しも入り節目と見られる39,800円水準での引けとなった。最後は手仕舞い売りに押されるものも見られ、下値を試す動きで引けた。
小型銘柄も売られないから買われるという状況で堅調なものが目立った。グロース250指数やグロース株指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られたものの指数を大きく動かすようなこともなく、相変わらず上がれば売り、下がれば買いということで大きな方向感は見られなかった。
指数に影響の大きな銘柄もまちまちであくまでも目先の需給だけの相場という状況だ。改めて割安銘柄などを売り直すようなこともなく、割安銘柄は下がれば買いという状況で、あとは目先の需給だけで右往左往しているような雰囲気だ。少なくとも40,000円を超えると買えないという状況であり、下値を試すように大きく下押す場面も出てくると思う。
テクニカル分析
日経平均
またも40,000円の壁を抜け切れず、再度25日移動平均線や基準線までの下落となりそうだ。25日移動平均線や基準線を割り込むと大きな下落となるだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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