
日経平均 | 39,901.19円 △237.79円 |
為替 | 1ドル=148.74円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 17億1,865万株 |
売買代金 | 3兆4795億79百万円 |
値上り銘柄数 | 1,172銘柄 |
値下り銘柄数 | 375銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 117.99% |
市況概況
台湾の半導体メーカーの決算などもあり堅調
米国株は堅調となったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られたことで本日の日本市場は売り先行となった。節目と見られる39,500円を下回り、39,300円台まで売られたが、その後は買戻しなども見られて切り返し下げ渋りとなった。半導体株などが大きく売られて日経平均を下押したが、特に売り急ぐ動きもなく、下がれば買われると言うような展開だった。
昼の時間帯も特に動きは見られなかったが、買戻しなども入り後場は前場の高値を上回っての始まりとなり、そのまま買戻しを急ぐような動きで指数も上値を試す動きとなった。
節目と見られる39,800円水準では上値も重くなったが、台湾の半導体メーカーが予想を上回る決算を発表したことで、売られていた半導体株も買い戻しが入って下げ幅を縮小、日経平均も堅調な展開となった。最後まで値持ちの良い展開が続き、買戻しを急ぐ動きで高値圏での引けとなった。
小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものも見られ、終始堅調なものも多かった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高となった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られて指数を動かす場面もあったが、特に引けを意識する時間帯には買戻しを急ぐ動きもあって指数を押し上げた。
今日も半導体株に指数が振らされた形となった。買われすぎ感が強いことで買戻し一巡となったものから売られたが、台湾の半導体メーカーが予想を上回る決算を発表したことで、買戻しを急ぐ動きとなった。あとは個別に決算動向などに反応するのだろうが、買われすぎ感が依然として強く、上値の重さを嫌気しては売られるのではないかと思う。空売りがこれまで通り積み上がれば踏み上げも期待されるが、日経平均の40,000円を超えるにはスタグフレーション懸念が払しょくされないと厳しいと思う。
テクニカル分析
日経平均
値持ちの良い展開が続いているが、日柄調整が続いているということだろう。25日移動平均線の上昇が続いており、押し上げられるか割り込んでしまうかが注目される。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。