
日経平均 | 41,826.34円 △655.02円 |
為替 | 1ドル=146.24円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 23億2,025万株 |
売買代金 | 5兆7264億58百万円 |
値上り銘柄数 | 1,358銘柄 |
値下り銘柄数 | 215銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 130.62% |
市況概況
引き続き買い戻しも入り大幅高
米国株が堅調となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も高かったことで本日の日本市場も買い先行となった。
寄り付きの買いが一巡となった後も値持ちの良い展開から買戻しが入るという状況でじりじりと上昇、まさに買いが買いを呼ぶ展開となり、大幅高、一時42,000円を付けて高値圏で前場の取引を終えた。特に材料があったわけでもないのだが、空売りが積み上がっていることで指数先行で買われ、大幅高となった。
昼の時間帯も堅調な地合いが続き42,000円を超えて後場は始まった。さすがに42,000円を超えると手仕舞い売りに押されるものも多く、上げ幅縮小となったが、手仕舞い売り一巡となると売り急ぐこともなく、値持ちの良さが確認されると再度買い戻しも入るという状況で堅調な地合いが続いた。結局最後は戻り切らないことで手仕舞い売りも嵩み後場の安値圏での引けとなった。TOPIXは昨年7月の高値を抜けて史上最高値更新となった。
小型銘柄は主力銘柄が指数先行で買われるなかで手仕舞い売りに押されるものも多かった。グロース250指数やグロース株指数は堅調ながらも上値は限られた。先物はまとまった売り買いは散発的に見られたが、買戻しを急ぐような場面もあり、指数を押し上げる要因の一つとなっていた。
完全問題が解決したからと言って好感する材料でもないと思うのだが、空売りの買戻しを中心に踏み上げ相場が続いている。踏み上げ相場は梯子を外されると急落するケースも多く、ここからは上値の重さが確認されると急落となる可能性が高いと思っても良いだろう。42,000円を付けたことでの達成感も出て上値の重い展開となり、上値の重さが嫌気されると売り急ぐ場面もあるだろう。
テクニカル分析
日経平均
移動平均線からの乖離も大きく、昨年の高値を抜け切れなかったこともあり、いったん調整となると思う。25日移動平均線や基準線までの調整は見られるだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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