
日経平均 | 40,799.60円 ▼270.22円 |
為替 | 1ドル=150.54円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 23億3,193万株 |
売買代金 | 5兆6149億04百万円 |
値上り銘柄数 | 1,300銘柄 |
値下り銘柄数 | 292銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 145.22% |
市況概況
月初の買いは見られたが、半導体株が安く一時大幅下落
米国株は冴えない展開となり、半導体株が売られたことや東京エレクトロンが決算発表を受けて大きく売り先行となり、日経平均は寄り付きから売られ一時大幅安となる場面もあった。ただ、月初の買いと見られる買いも入っていたようで、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数よりも圧倒的に多くなるなど、指数先行で切り返し下げ渋りとなって前場の取引を終えた。
昼の時間帯には若干買い物がちとなり、後場は再度41,000円を試すような始まりとなった。それでも41,000円を付けないとなると手仕舞い売りに押されるものも多く、総じて冴えない展開となった。前場同様に月初の買いは見られたものの、東京エレクトロンを筆頭に半導体株が売られ、指数を押し下げるような展開となった。結局最後まで半導体株が指数を下押し、節目と見られる40,800円を割り込んだところで引けた。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものも多かったのだが、意外に下げ渋った。グロース250指数やグロース株指数は小幅高となった。先物はまとまった売り買いはあまり見られなかったが、散発的にまとまった買いも見られ、指数を押し上げる場面もあった。
月初の買いは見られたものの、東京エレクトロンの下げがきつく、1社で日経平均を500円押し下げた。その他の半導体銘柄も総じて売られ、全体としては買いが多いのだが、日経平均は軟調という状況だった。ここまで半導体株が指数を押し上げた感もあるが、主役交代というよりは主役不在で手仕舞い売りに押されるものも多くなりそうだ。
テクニカル分析
日経平均
再度41,000円で上値を押さえられた形となった。40,800円水準で下げ渋りとなったがまだまだ下値模索が続くのではないかと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。